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西之島、北側にも広がり東京ドーム33個分に


海上保安庁、爆発的噴火の危険は低下

西之島、北側にも広がり東京ドーム33個分に

 海上保安庁は18日、噴火活動が続く小笠原諸島・西之島(東京都小笠原村)が北側にも広がり、面積は東京ドーム33個分に当たる約1・56平方キロになったと発表した。7月に標高約74メートルだった火山は、さらに高くなったという。17日に観測した。

 海保によると、島中央部には火山の噴出物が積み上がり、東西約300メートル、南北約400メートルの「火砕丘」が形成されている。新たにできた三つの火口から溶岩が北側に流れ、噴火前からあった島のほとんどが覆われた。

 火口では8月、溶岩が積み上がった「溶岩マウンド」を確認。溶岩の流れがせき止められ爆発的噴火につながるとの見方があったが、今回の観測では、マウンドは火砕丘にほぼ埋没していた。

 担当者は「新たな火口ができており、爆発的噴火の可能性は低くなった」との見方を示した上で、直径数メートルの溶岩片が噴き出すなど活動は活発と指摘した。