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スイスの新型ソーラー機、今度は世界一周に


「ソーラー・インパルス2」、120時間連続飛行が目標

スイスの新型ソーラー機、今度は世界一周に

9日、スイスのパイエルヌで披露された新型実験機「ソーラー・インパルス2」(EPA=時事)

 太陽光エネルギーだけを動力源として、米大陸横断飛行に昨年成功したスイスの飛行機「ソーラー・インパルス」の後継機が9日、スイス西部のパイエルヌで公開された。今度は初の世界一周飛行に挑戦する 。

 ソーラー機のプロジェクトを主導するのはスイスの冒険家ベルトラン・ピカール氏とパイロットのアンドレ・ボルシュベルク氏。今回の「ソーラー・インパルス2」は旧型機よりも一回り大きく、翼幅は72メートルとエアバスの超大型機「A380」とほぼ同じだが、機体が炭素繊維のため重量は2・3トンと1%以下。翼と胴体に取り付けられた1万7248枚のソーラーパネルで発電する動力を用いる 。

 ボルシュベルク氏によると、目標は120時間以上の連続飛行。来月からスイスで試験飛行を行い、2015年3月1日以降に世界一周に向け飛び立つ予定という。(パイエルヌ〈スイス〉AFP=時事)