世界日報 Web版

エコの最前線が集結、「エコプロ2021」始まる


2年ぶりのリアル開催、353の企業や自治体などが出展

エコの最前線が集結、「エコプロ2021」始まる

「エコプロ2021」で展示された軽量自動車「ナノセルロース・ヴィークル」=8日、東京都江東区の東京ビッグサイト(竹澤安李紗撮影)

 エコの最前線が集結する大規模な環境展示会「エコプロ2021(第23回)」(一般社団法人のサステナブル経営推進機構など主催)が8日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。353の企業や自治体などが出展し、脱炭素化社会の実現に貢献する製品や技術などを紹介した。

 環境省は、植物由来の素材から作った軽量自動車「ナノセルロース・ヴィークル」を紹介。京都大学が代表の22大学や研究機関、企業などで構成されるコンソーシアムが開発した。1台当たり杉の木142本分のCO2削減に貢献し、廃棄する際は燃やして燃料にもできるという。

 同展の特設ステージでは、環境問題やSDGsを軸としたセミナーを実施。マイボトルを持参する客に、飲料などの「中身だけ」を販売するITサービスを立ち上げた「フィルズ」代表取締役の飯田百合子氏は「脱プラスチックに向けた行動変容」のテーマで講演を行った。飯田氏は欧米のエコ活動を例に挙げ、「世界の潮流に目を向けることが大切」と訴え、「日常のちょっとした行動から環境保護に向かう社会を実現したい」と語った。同展は10日まで。入場無料。