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動物素材を使わない「アニマルフリー」広がる


仏ファッション誌「ELLE」、誌面で毛皮の商品扱わず

動物素材を使わない「アニマルフリー」広がる

動物の毛皮使用に抗議する活動家=2014年2月、パリ(AFP時事)

 フランスのファッション誌「ELLE(エル)」は2日、動物の毛皮を使った商品について、誌面や広告で取り扱うことをやめる方針を発表した。ウェブサイトやデジタルメディアも含まれる。動物愛護機運の高まりに伴う読者の「嗜好(しこう)の変化」に対応したという。

 ファッション業界の主要誌が毛皮不使用を決めたのは初めてとされる。2023年初頭までに日本を含む45の各国版全てにこの方針を適用する。毛皮をめぐっては近年、グッチなど有名ブランドが相次いで廃止を宣言、動物素材を使わない「アニマルフリー」の動きが広がっている。

 AFP通信によると、ELLEのバレリア・ベソロ・ロピズ国際ディレクターは2日に英国で開かれた会合で、「毛皮はもはや受け入れられない。誌面やデジタルメディアに毛皮を掲載することは、われわれや読者の価値観に合致しない」と説明。「動物虐待拒否の立場を示す時が来た」と訴えた。(ロンドン時事)