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女子ゴルフ、賞金女王争いは最終戦で決着へ


リードする稲見「意識しない」、追う古江「大会を狙う」

女子ゴルフ、賞金女王争いは最終戦で決着へ

大王製紙エリエール・レディースオープンでティーショットを放つ稲見萌寧=18日、愛媛・エリエールGC松山

女子ゴルフ、賞金女王争いは最終戦で決着へ

大王製紙エリエール・レディースオープンでティーショットを放つ古江彩佳=18日、愛媛・エリエールGC松山

 女子ゴルフの2020~21年シーズン最終戦となるJLPGAツアー選手権リコー杯が25日から4日間、宮崎CCで行われ、賞金女王が決まる。新型コロナウイルスの影響で2年またぎとなった今季、女王争いは約2億5351万円でトップの稲見萌寧(22)と約1697万円差を追う古江彩佳(21)の一騎打ち。今夏の東京五輪代表争いでもしのぎを削った若い2人が、ともに初の戴冠を懸けて再び火花を散らす。

 稲見は五輪で銀メダルを獲得した後、ハードなスケジュールも重なって腰痛に悩まされた。10月下旬の2試合は棄権と休養を余儀なくされたが、復帰直後の大会で2位。その次の伊藤園レディースでは優勝し、痛みを抱えながらも復調した。

 平均ストロークがただ一人70を切る69・99。パーオン率1位(75・96%)のショットメーカーは、調子が良くなくてもスコアをまとめるすべを持つ。賞金女王の行方については、「最終戦の最終日に、そんな(意識をする)感じになると思う。初日からは意識しない」。泰然と構えている。

 古江は夏に欧州の海外メジャーに挑み、エビアン選手権で4位、AIG全英女子オープンは20位で、ともに日本勢最上位。ショットの正確性が海外でも通じる自信を得た。

 最終戦での逆転女王の最低条件は単独2位以上で、あとは稲見の成績次第となる。優勝(賞金3000万円)なら、稲見が単独3位以下。この大会は過去2年続けて2位で、昨年は計四つのイーグルを奪った。今季、決勝ラウンドに限れば平均ストロークが70を切ってトップ。ここぞの勝負強さも数字に表れている。「賞金女王を狙うというよりは、大会(の優勝)を狙いたいという感じ」と闘志を燃やしている。