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美浜3号機、40年超再稼働後、初の防災訓練


重大事故を想定し30日まで実施、1800人が参加へ

美浜3号機、40年超再稼働後、初の防災訓練

関西電力美浜原発3号機で、北陸電力の電源車を使った電気供給訓練をする作業員=29日午前、福井県美浜町

 福井県は29日、運転開始から40年を超えて再稼働した関西電力美浜原発3号機(同県美浜町)で、重大事故を想定した原子力防災訓練を実施した。30日までの2日間で、住民約5000人と約100機関の1800人が参加する見込み。

 訓練は、若狭湾を震源とした震度6弱の地震により外部電源を喪失し、原子炉への注水が不可能になる事態を想定。29日は災害対策本部の運営手順の確認のほか、関電が原発構内で、北陸電力が用意した電源車を使って電気を供給するなどの事故制圧訓練を行った。

 3号機は6月、東京電力福島第1原発事故後に「原則40年」とされた運転期間を超えて初めて再稼働した。ただ、設置を義務付けられたテロ対策施設の工事が期限に間に合わず、今月23日に停止している。

 訓練は30日も予定され、原発から30キロ圏内に住む7市町の住民が広域避難や屋内退避訓練などに参加。新型コロナウイルス禍で避難先の収容人数が超えた場合を想定し、別の避難所やホテルに移ってもらう訓練も行う。

 昨年は新型コロナの影響で、住民の参加は約50人に絞るなど、規模を縮小して実施した。