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トリケラトプスの骨に9億円、米収集家が落札


パリでオークション、古生物学者が発見したものでは最大

トリケラトプスの骨に9億円、米収集家が落札

21日、フランス・パリの競売商で展示された恐竜トリケラトプスの骨格標本(EPA時事)

 約6600万年前に生息していた恐竜トリケラトプスの骨格標本が21日、パリでオークションに掛けられ、665万ユーロ(約8億8000万円)で落札された。落札したのは米国人の収集家という。

 古生物学者が発見したトリケラトプスとしては過去最大の大きさを誇り、頭蓋骨だけで長さ2・62メートル、幅2メートルある。骨が見つかった米サウスダコタ州の土地の所有者にちなみ「ビッグ・ジョン」という愛称が付けられている。

 2015年までに6割の骨が発見され、競売に向けイタリアで200以上の部位を慎重に組み合わせて標本がつくられた。

 競売商は落札額を最大150万ユーロと見積もっていた。落札者の代理人は「このような標本を個人的な目的で所有できるとの思いから、当人は本当にわくわくしている」と語った。(パリ・ロイター時事)