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東京や埼玉で震度5強、重傷5人含め54人が負傷


首都圏の交通に大きな乱れ、エレベーターで閉じ込めも

東京や埼玉で震度5強、重傷5人含め54人が負傷

先頭車両が脱輪した日暮里・舎人ライナー=8日午前、東京都足立区

 

 7日夜に発生した千葉県北西部を震源とする地震で、首都圏の5都県で重傷5人を含む少なくとも計54人の負傷が確認された。各県などが8日発表した。地震の影響で交通機関は大きく乱れ、影響は同日の通勤時間帯も続いた。

 地震は7日午後10時41分ごろ発生。東京都足立区や埼玉県川口市などで震度5強の揺れを観測した。東京23区内で震度5強を観測したのは、2011年3月11日の東日本大震災以来。震源の深さは75キロ。地震の規模(マグニチュード)は5・9と推定される。

 気象庁は、揺れが強かった地域では1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意するよう呼び掛けた。

 足立区にある日暮里・舎人ライナーの舎人公園駅近くでは、走行中の車両が脱輪し、乗客3人がけがをした。

 各県などによると、重傷者は千葉で2人、埼玉で3人確認された。神奈川、茨城でもけが人が出たという。

 千葉県木更津市に住む80代女性はベッドから転落し、右足の骨を折る大けがをした。柏市では10代と80代の女性が負傷。横浜市都筑区では、70代女性がたんすの下敷きとなり、軽傷を負った。

 国土交通省の話では、首都圏1都3県のエレベーター28基で利用者が一時閉じ込められた。いずれも救出され、けが人はいなかった。

 地震の影響で、首都圏のJR各線などで一時運行がストップ。ダイヤが大幅に乱れて多くの人が帰宅困難となり、鉄道各社は運転再開後、終電を大幅に遅らせるなどして対応した。

 8日朝も地震の影響は続き、JR東日本によると、運転再開は東海道線や横須賀線などで午前6時40分にずれ込んだ。京浜東北線の蕨駅や西川口駅、埼京線の戸田公園駅などでは混雑のため入場規制が実施された。

 他の路線でも通勤時間帯の運転本数は通常より大幅に少なくなるところが相次ぎ、ダイヤが乱れている。脱輪した舎人ライナーは復旧見込みが立っていない。