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「スガちゃんまんじゅう」も間もなく見納め


販売業者「大藤」、総裁選の行方に注目、情報収集を進める

「スガちゃんまんじゅう」も間もなく見納め

「大藤」が15日に発売した「ありがとうスガちゃんまんじゅう」(同社提供)

 菅義偉首相の退任に伴い、議員会館や東京都内の主要駅の売店などで販売されてきた「スガちゃんまんじゅう」も間もなく見納め。後継を決める自民党総裁選は4人の候補がしのぎを削るが、商品を製造販売する「大藤」(荒川区)の大久保智文社長(44)は、「誰が新総裁になってもおいしいまんじゅうを作るのは変わらない」と冷静に行方を見守っている。

 大久保社長によると、スガちゃんまんじゅうは菅氏が首相に就任した昨年9月に販売を開始。菅氏の好物のパンケーキ風味で、値段は12個入り700円(税込み)。これまでに約3万9000箱が売れたという。

 支持率の高かった就任直後から昨年12月まではかなりの売れ行きだったが、今年1月、東京都などに2回目の緊急事態宣言が発令されると販売数が急減した。8月に包装紙の在庫がなくなったのを機にデザインの変更を考えていたところ、菅氏が突然の不出馬表明。「ありがとうスガちゃんまんじゅう」として9月15日から新パッケージで発売すると、追加生産するほどの売れ行きを見せたという。

 新型コロナウイルス対策などで「難しいかじ取りを頑張っていただいた」と菅氏に感謝の気持ちを表す大久保社長。次期総裁候補の4人については、「作りやすい方も難しそうな方もいる」と頭を悩ませつつ、今は誰が次期首相になっても対応できるよう情報収集を進めているという。