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オランダでゴッホの「新たな作品」を発見


初期のスケッチ画「『疲れ果てて』の習作」を初公開

オランダでゴッホの「新たな作品」を発見

オランダの画家ビンセント・ファン・ゴッホが描いたスケッチ画「『疲れ果てて』の習作」=16日、アムステルダム(EPA時事)

 オランダの画家ビンセント・ファン・ゴッホが初期に描いたスケッチ画が新たに見つかり、アムステルダムのゴッホ美術館で16日、初公開された。

 発見されたのは、1882年11月作の「『疲れ果てて』の習作」。椅子に腰掛けた高齢男性を鉛筆で描いたもので、1910年ごろに購入したオランダ人コレクターの一族がゴッホ美術館に鑑定を依頼し、ゴッホの「新たな作品」と判断された。同美術館の館長は「ゴッホの新作と認められるのは非常に珍しい」と述べた。

 ゴッホ美術館は、ゴッホが同時期に描いた作品「疲れ果てて」を所蔵。ゴッホは弟のテオに宛てた手紙で、「疲れ果てて」のスケッチ画がほかに少なくとも1点存在していることを示唆していたが、所在不明だった。同美術館の研究員は「発見されるとは予想していなかったので幸運だ」と驚きを語った。スケッチ画は来年1月2日まで展示された後、所有者に戻される。(アムステルダムAFP時事)