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動物保護施設のイヌ、ネコもアフガン退避か?


200匹が職員と専用機で、英国防相が姿勢を一変し許可へ

動物保護施設のイヌ、ネコもアフガン退避か?

英国人が設立した動物保護施設で、手術前の検査を受ける保護犬=2014年6月、カブール(AFP時事)

 イスラム主義組織タリバンが全権を掌握したアフガニスタンから、動物保護施設のイヌやネコ約200匹の退避が認められる見通しとなった。ウォレス英国防相が25日、明らかにした。大勢の各国国民やアフガン人が国外脱出を図る中、動物退避は論争を呼んでいた。

 保護施設は、英海兵隊員としてアフガン駐留経験を持つファージング氏がカブールに設立。イヌやネコなどを救出してきた。だが、カブール陥落を受け、同氏はクラウドファンディングを開始。スタッフらと共に動物を退避させるチャーター機を手配する資金を集めた。

 ウォレス氏は当初、「人間より動物優先」は誤りだと断じ、24日には「飛行場で邪魔になる」とチャーター機の運航に否定的な態度を示していた。しかし、英国内でファージング氏を支持する声が上がると、ウォレス氏はツイッターで「空港に動物を連れて来れば、チャーター機の発着枠を見つける」と述べ、姿勢を一変した。(ロンドンAFP時事)