世界日報 Web版

ボクシングの並木月海は銅、入江聖奈に続けず涙


クリーンヒットが少なく準決勝でブルガリア選手に完敗

ボクシングの並木月海は銅、入江聖奈に続けず涙

ボクシング女子フライ級の準決勝で攻める並木月海(上)=4日、両国国技館

 並木は女子フライ級準決勝で完敗を喫した。手にしたのは銅メダル。初出場の五輪で表彰台に上がること自体、女子ボクシング界への大きな貢献と言えるが、「金を目標にやってきた。いい色のメダルを取りたかった」。悔しさをこらえ切れず、泣いた。

 身長153センチと小柄で、出入りの鋭さが持ち味。この日も素早く懐に潜り込んでフックなどを見舞ったが、クリーンヒットが少なく、逆にカウンターを浴びるなど印象は悪かった。2回を終えた時点で、ジャッジ5人中4人が2点差でブルガリア選手を支持。逆転の可能性はほぼなくなった。

 前日には女子フェザー級で入江が金メダルを獲得。同等の活躍を期待されたが、続くことはできなかった。「正直、目指すつもりはなかったけど、悔しい気持ちが強い。もっと努力したら、金が取れるのかも」。3年後のパリ五輪へ、胸に雪辱の思いが芽生えたようだ。