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メキシコに快勝、山田哲人が価値ある3ラン


スピード&パワーを実践、1次リーグ1位通過へ導く

メキシコに快勝、山田哲人が価値ある3ラン

メキシコ戦の4回、3ランを放つ山田=31日、横浜スタジアム

メキシコに快勝、山田哲人が価値ある3ラン

五輪野球決勝トーナメント・組み合わせ

 日本が価値の大きな勝利をつかんだ。敗退はない1次リーグだが、この日のメキシコ戦は勝てばA組1位が決まり、負ければ3位の可能性もあった。稲葉監督は「1位通過できたことを非常に喜んでいる」と言葉に実感を込め、ほっとした表情も浮かべた。

 チームを力強く引っ張ったのは1番山田だ。2-1で迎えた四回1死一、三塁から高めの速球を振り抜き、左翼席へ運んだ。中盤にリードを広げる3ランに「追加点が欲しい場面で、うまく反応できた」と納得。監督も「チームに勇気をもたらす大きな本塁打だった」と絶賛した。八回にも中前適時打を放ち4打点の活躍だった。

 2盗塁を決めて足でも見せた。「求められているのは打撃だけではなく、走塁も大事。走れる場面があれば、残りの試合も積極的に走りたい」。指揮官が掲げるスピード&パワーを実践した。

 A組2、3位なら8月1日に試合が入り、連戦を強いられたが、勝ったことで1日は練習日、2日は午後7時開始のナイターとなった。調整する時間に余裕ができ、万全で次戦に臨める。

 開幕戦はドミニカ共和国に逆転サヨナラ勝ち、メキシコには快勝して勢いに乗る日本。悲願の金メダルに向け、稲葉監督は「チームがいい方向に動きだした感じがする」と手応えを口にした。