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日本得意のバドミントン女子ダブルス、早い終幕


フクヒロとナガマツともに準々決勝敗退、メダルに絡めず

日本得意のバドミントン女子ダブルス、早い終幕

バドミントン女子ダブルス準々決勝でプレーする広田彩花(右)、福島由紀組=29日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(時事)

 世界ランキング1位の福島、広田組と、最近の世界選手権を連覇した永原、松本組。金メダル争いの中心になりそうだった日本の両ペアが準々決勝で敗退した。過去2大会連続で日本がメダルを獲得している女子ダブルスで早い終幕となった。

 フクヒロは広田が右膝前十字靱帯(じんたい)の負傷を抱えながら、1次リーグは2勝1敗。何とか乗り切って準々決勝を迎えたが、第2シードの強豪の前には持ちこたえられなかった。

 広田が動ける範囲は6月の負傷以前より狭い。第1ゲームは奪ったものの、緩急をつけたシャトルを四方に散らされると、持ち味の堅守が崩されて逆転負けした。「広田が取れないところを自分が取る気持ちで練習していた」と明かした福島だが、最後は「スピードについていけなかった」。

 ナガマツは韓国ペアと強打をお見舞いし合う激闘の末に屈した。もつれた最終ゲームはマッチポイントを6度も握りながら決められず、逆にスマッシュを連続で浴び26-28で終了。「1点の重みを痛感した」との松本の言葉に実感がこもった。永原は「自分たちが引いてしまったところを狙われたと思う」と気迫に押されたことを認めた。

 フクヒロとナガマツは2年連続で世界選手権決勝で対戦。五輪でも両ペアによる表彰台を懸けた戦いが現実味を帯びるほどだったが、一歩も二歩も手前で姿を消した。前日にはやはり金メダル有望だった男子シングルスの桃田が敗退。期待の高かったバドミントンの日本勢が思わぬ状況となった。