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国際会議が閉幕、クロマグロ漁獲枠拡大で合意


30キロ以上の大型魚の枠が15%増、小型魚は据え置き

国際会議が閉幕、クロマグロ漁獲枠拡大で合意

東京・豊洲市場で値が付けられたマグロ=1月5日(時事)

 太平洋クロマグロの資源管理策を話し合う国際会議が29日閉幕し、日本が提案した漁獲枠拡大について大型魚(30キロ以上)を一律15%増やすことで合意した。日本が同時に要請していた小型魚の増枠は退けられた。

 資源管理に熱心な米国が反対し、交渉が難航するとの見方が強かったが、一転して増枠が初めて実現する見通しとなった。

 日本は昨年に続き、小型魚(30キロ未満)と大型魚をそれぞれ20%増やすよう参加国・地域に求めていた。大型魚の漁獲枠が15%増えると、日本の枠は732トン増の5614トンとなる。小型魚は4007トンに据え置かれる。

 国際会議は、「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」北小委員会と「全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)」の合同作業部会。水産庁によると、会議には日米、台湾など6カ国・地域が参加した。