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福島県相馬市、中学生への集団接種が開始


全生徒の6割強が希望、小児科医の不足のため独自に実施

福島県相馬市、中学生への集団接種が開始

中学生を対象に行われた新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場=27日午後、福島県相馬市(時事)


 
 福島県相馬市は27日、市立中学校の生徒のうち希望者に、新型コロナウイルスワクチンの集団接種を始めた。同日と28日の両日で、全生徒の6割強に当たる595人が市営体育館で1回目の接種を受け、8月中に2回目を終える予定。

 27日は304人が接種を受け、会場には保護者と訪れる生徒の姿が見られた。祖父母と同居しているという中学3年の男子生徒は「ワクチンを打てて良かった」とほっとした表情。生徒の父親は「予約が必要ないので、ありがたかった」と話した。

 文部科学、厚生労働両省は6月、12歳以上の児童生徒への集団接種は「現時点で推奨するものではない」と通知。かかりつけ医での個別接種を求めている。ただ医師確保が困難な場合は、適切な対策を前提に集団接種を認めている。相馬市は小児科医の不足などを理由に、集団接種を独自に実施。個別接種も選べるようにした。