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シャーマン米副長官が訪中、高官協議が始まる


謝鋒外務次官、仮想敵国化を批判、対中政策の変更を要求

シャーマン米副長官が訪中、高官協議が始まる

米中高官協議の会場とみられるホテル入り口=25日、中国天津市(時事)

 中国の天津を25日に訪れたシャーマン米国務副長官は26日、謝鋒外務次官と会談した。謝氏は「中米関係は今、行き詰まっており、深刻な困難に直面している」との認識を示した上で、「根本的な原因は、米国の一部の人間が中国を『仮想敵』と見なしていることだ」と批判した。中国国営中央テレビ(電子版)が伝えた。

 謝氏は専門家の見解としながら「米国は中国を第2次大戦中の日本、冷戦時のソ連に例えている」と指摘。「極めて誤った考え、極めて危険な対中政策を変えるよう米国に促す」と主張した。シャーマン氏の発言は伝えられていない。

 さらに謝氏は、米側が中国に順守を求める「ルールに基づく国際秩序」について、少数の西側諸国の「家訓」や「おきて」で他国を縛り、圧迫するものだと非難。「米国は中国の前で民主主義や人権を語る資格はない」とも述べた。シャーマン氏は26日、王毅国務委員兼外相とも会談する。(天津時事)