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黒木華さん、名前呼ばれ「飛び上がりそうに」


ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞、山田洋次監督に感謝

黒木華さん、名前呼ばれ「飛び上がりそうに」

ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞し、あいさつする黒木華さん=15日、ドイツ・ベルリン(EPA=時事)

 「最優秀女優賞は…ハル・クロキ!」。ベルリン国際映画祭の授賞式で名が告げられると、緊張した面持ちで立ち上がった黒木華さん(23)。何度も首を横に振り、戸惑った表情を浮かべたが、山田洋次監督に握手を求められ、ようやく笑顔を見せた。

 あでやかな着物姿の黒木さんは、壇上で銀熊トロフィーを両手で受け取り、「グーテン・アーベント(こんばんは)」とドイツ語であいさつ。続いて日本語で「この場に立てるとは思いませんでした。ドイツ語を勉強しておけばよかった」と語り、場内を沸かせた。

 日本人では3人の先輩が同じ賞を得ているが、受賞年齢は黒木さんが最年少。それでも、「小さいおうち」では、奉公先の妻の不倫を知り、揺れ動くタキの女心を巧みに表現。「刺激的な現場で毎日が楽しかった。チャレンジを続ける監督に付いていかねばと思っていた」と撮影を振り返った。

 名前を呼ばれた時は「(着物で)動きにくいのに飛び上がりそうになった」。記者会見でカメラのフラッシュを浴び、はにかんだ黒木さんは「監督のおかげ。タキの役ができたのもラッキーだった」と感謝の言葉を忘れなかった。(ベルリン時事)