世界日報 Web版

米大統領夫人が五輪出席へ、同盟重視をアピール


ホワイトハウスが正式発表、大統領本人の出席は見送り

米大統領夫人が五輪出席へ、同盟重視をアピール

ジル・バイデン米大統領夫人=2日、ワシントン(EPA時事)

 米ホワイトハウスは13日、ジル・バイデン大統領夫人(70)の東京五輪開会式への出席を正式に発表した。バイデン大統領(78)は、開催支持を表明した五輪へのファーストレディー派遣を通じ、同盟重視のアピールを狙う。

 東京で23日に行われる五輪開会式には、フランスのマクロン大統領ら各国の要人が出席を表明している。日本政府は当初、バイデン氏本人の出席を打診したが、米側は高齢や新型コロナウイルスへの感染リスクなどを考慮した。

 コロナ禍で主要会場が無観客となる東京五輪へのジル夫人出席をめぐって、米政府は慎重な検討を続けた。バイデン氏は6月下旬、夫人派遣について「そのつもりだ」と前向きな姿勢を示したが、ホワイトハウスは先週時点でも「可能性を精査している」(サキ大統領報道官)と述べるにとどめていた。

 米政府は、2008年の北京五輪に当時のブッシュ大統領(子)が出席。その後は12年のロンドン五輪にミシェル・オバマ大統領夫人、16年のリオデジャネイロ五輪にケリー国務長官を派遣し、18年の平昌冬季五輪はペンス副大統領が代表団を率いた。(ワシントン時事)