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小池都知事が記者会見、五輪中止は検討せず


今後の5者協議の方針を示す、「世界70億人が観客」

小池都知事が記者会見、五輪中止は検討せず

記者会見する小池百合子東京都知事=9日午後、都庁(時事)

 東京都の小池百合子知事は9日の記者会見で、首都圏1都3県で無観客開催が決まった東京五輪に関し、「安全安心な大会を開催することは極めて重要。国際オリンピック委員会(IOC)や国などと同じ思いだ」と語った。その上で、新型コロナウイルスの感染状況がさらに悪化した場合に行う5者協議は「観客についてどういう対応をするのかに絞って協議する」と説明。大会中止や縮小は検討しない方針であることを明らかにした。

 都医師会などは、感染拡大や医療体制の圧迫を防げない場合、五輪やパラリンピックの開催中止も考慮するよう求めている。

 小池氏は会見で、無観客でもテレビなどを通じて一体感を共有できるとの認識を示し、「世界70億人が観客だというような大会にしたい」と強調した。

 一方、五輪閉幕後に観客数を決定する予定のパラリンピックについては「多くの皆さま方と進められれば、東京の大きなレガシー(遺産)になる」と述べ、感染状況次第で有観客とする意向を示唆。「ワクチン接種の加速などを総合的な力として、ぜひとも成功に導きたい」と語った。