世界日報 Web版

大谷翔平、オールスター戦に文句なしの初選出


「皆さまを楽しませる」、28本塁打を放ち投手でも3勝

大谷翔平、オールスター戦に文句なしの初選出

大谷翔平(時事)

 球宴の舞台に初めて臨む。エンゼルスの大谷がファン投票でオールスター戦に選出された。打者では両リーグトップの28本塁打を放ち、投手としても3勝(6月30日現在)。文句なしの成績を残し、圧倒的な支持を得た大谷は、球団を通じて「皆さまを楽しませるようなプレーができるように精いっぱい頑張りたい」との談話を出した。

 1年目の2018年は春先に投打の「二刀流」で活躍して注目を集めた後、ファン投票が始まった6月に右肘の故障で離脱。今年と同様に指名打者部門の候補に名を連ねていたものの、成績はマルティネス(レッドソックス)らに比べると大きく劣った。人気者で話題性もあった大谷でも、大リーグのファン投票では、試合で結果を残さないことには支持を得られなかった。

 打者に専念した19年は、前年秋に右肘の手術を受けた影響で、戦列に復帰したのは5月になってから。ファンからの票は集まらず、「1カ月以上休んだし、僕が出られないのは普通だと思う」。冷静に語る一方で、「出てみたい気持ちはどの選手にでもあると思う」と、球宴への熱い思いも口にしていた。

 今季は本塁打を量産するだけでなく、指名打者制を使わずに登板日にも打順に入る「リアル二刀流」でプレーするなど、野球の本場の米国でベーブ・ルースと比較されるような活躍を見せている。球宴での登板を期待する声もあり、初めて立つ大舞台で投打にわたって「主役」を張る可能性も十分にあるだろう。(ロサンゼルス時事)