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新鮮な魚を特急列車で、JR東日本が実証実験


銚子から千葉へ直送、トラックで運ぶ場合の約半分の時間

新鮮な魚を特急列車で、JR東日本が実証実験

特急列車で直送され、店頭に並べられた鮮魚=11日、千葉市の鮮魚店(時事)

 「新鮮な魚を少しでも早く食卓へ」。JR東日本千葉支社は11日、千葉県銚子市の銚子港に水揚げされた魚を特急列車で配送する実証実験を始めた。銚子駅から目的地の千葉駅までは最短で1時間10分。トラックで運ぶ場合の約半分の時間で届けられるため、それだけ鮮度を保つことができる。今後、内房や外房から鮮魚、野菜などの配送も検討する。

 鮮魚は箱詰めされ、銚子駅で特急列車の空きスペースに積み込まれた。午前7時42分に出発すると、同9時2分に通勤客らとともに千葉へ到着。そのまま駅直結の商業施設内にある鮮魚店「魚力」に運ばれた。

 実験初日、店頭に並んだ銚子産鮮魚はキンメダイやスズキ、イワシなど。開店早々に店を訪れた千葉市の女性(81)は「捕れたての魚は新鮮だから楽しみ」と笑顔を見せた。