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九州で日仏米共同訓練始まる、離島防衛を想定


豪海軍とも東シナ海で、連携をアピールし中国をけん制へ

九州で日仏米共同訓練始まる、離島防衛を想定

日米豪仏による共同訓練の開始式=11日午後、長崎県佐世保市の相浦駐屯地(陸上自衛隊提供・時事)

 陸上自衛隊とフランス陸軍、米海兵隊による離島防衛を想定した共同訓練が11日、九州で始まった。仏陸軍が国内の訓練に参加するのは初めて。連携をアピールし、海洋進出の動きを強める中国をけん制する狙いがあるとみられる。

 岸信夫防衛相は11日の記者会見で、海上自衛隊と米国、オーストラリア、フランスの各海軍も東シナ海で共同訓練を行うと発表した。岸氏は「『自由で開かれたインド太平洋』のビジョンを共有する4カ国の協力関係を一層深化させ、連携をさらに強化したい」と述べた。

 日程はいずれも11~17日。3カ国の訓練では、陸自から離島防衛専門の水陸機動団など計約100人、仏陸軍と米海兵隊からは約60人ずつが参加する。11~13日は長崎県佐世保市の相浦駐屯地で図上訓練などを実施。14日からは宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島演習場で、ヘリコプターを使った着上陸や、市街地戦闘の訓練を行う。