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「平成版富国強兵」政策の行方


櫻田 淳

「世界の中の日本」志向を

東洋学園大学教授 櫻田 淳

 発足後1年、安倍晋三内閣の対外政策展開は、「完璧」と評するに相応しいものであった。しかし、昨年末、安倍晋三(内閣総理大臣)が靖国神社参拝を決行して以降、その政権運営を取り巻く「空気」は、微妙なものに変わってきている。

 そもそも、安倍の政策志向は、「平成版富国強兵」政策と呼ぶことができるかもしれないけれども、その「平成版富国強兵」政策がどのような意図で進められているかは、適切に注視する必要がある。それには、多分、次に挙げる二つの意図が考えられる。


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