世界日報 Web版

生命操作の危険性を考える


小林 道憲

哲学者 小林 道憲

 現代文明の発展を推進してきた科学技術は、自然を改造することによってこれを構築してきたが、その力は生命にも及び、生命をも改造することができるようになった。20世紀末以来の生命操作技術の発達は、それを物語っている。今世紀も、この技術は進歩を遂げ、あらゆる生命の改造を可能にするであろう。すでに、生命は、人間の手で操作できる段階に達しているのである。それどころか、人間自身を人工的に改造しうる段階にまで踏み込んできているとさえいえる。

予測不能の遺伝子操作


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