世界日報 Web版

50年前作成の国連海洋法条約の限界


小松 正之

一般社団法人生態系総合研究所代表代理 小松 正之

 地球温暖化は海洋にも影響を及ぼす。米西海岸のロブスターが北上し、メイン州とカナダ東海岸では豊富になったが、南ではほぼ消滅した。同様にロブスターがオーストラリア本土からタスマニア島に南下した。メイン州の漁業者は、次は自分たち、と危機感をあらわにする。

 北太平洋サケ・マスの漁獲量の減少は北太平洋の海水温上昇と暖水塊停滞、都市化による生態系の破壊、ダム建設など河川環境悪化と、サケ・マスの人工的な採卵と育成に頼る孵化(ふか)放流の継続での遺伝子の環境不適合の影響とみられる。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ