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【持論時論】少子高齢化時代の社会保障(上)―平成国際大学名誉教授 佐藤 晴彦氏に聞く

わが国の社会保障は、高齢化社会に伴う福祉や医療に多大な税金が使われ、一方で少子化に伴う現役世代の減少という財源確保が担保できない桎梏(しっこく)状況が続く。「少子高齢化時代の社会保障」をテーマに参考になる海外の取り組みを平成国際大学名誉教授の佐藤晴彦氏に聞いた。(聞き手=池永達夫)

日本人の伝統的死生観と神道―NPO法人「にっぽん文明研究所」代表、神道神祇本廰廰長 奈良 泰秀氏に聞く

日本人にとって宗教とは何かが問われている。日本の宗教の本質が先祖崇拝にあることは、戦国時代に来日した宣教師たちの記録からも明らかで、その信仰が日本社会の縁を維持する力となってきた。しかし戦後、社会の世俗化、個人化に伴い、人間関係という縁が希薄になりつつある。その回復への手立てを、神道家でNPO法人「にっぽん文明研究所」代表の奈良泰秀さんに聞いた。

【連載】台湾海峡は今 有事は起こるか〈10〉台湾国防安全研究院副研究員 王尊彦氏に聞く(上)

台湾有事の可能性や必要な備えなどについて、台湾の専門家に聞いた。

NATOのアジア拡大を 台湾有事へ米国介入は明確 元国務省中国政策首席顧問 マイルズ・ユー氏

米国では、覇権主義的な動きを強める中国が安全保障上の最大の脅威だとして、超党派での対応が進められている。トランプ前政権時代に米外交の対中シフトに取り組んだ元国務省中国政策首席顧問のマイルズ・ユー(中国名・余茂春)氏に、米国の対中政策やアジアの安全保障などについて聞いた。

令和5年の政治を語る

もし岸田文雄が「歴史法廷」に立たされGUILTY (有罪)or NOT GUILTY(無罪)とただされたら躊躇(ちゅうちょ)なくNOT GUILTYに与(くみ)する。

令和5年の政治を語る

昨年、ロシアのウクライナ侵攻により国際情勢が激変した。ウクライナの次は台湾海峡との見通しも出て、日本も大きく影響を受けることになれば、防衛費を増やさなければならない。ウクライナで米国は核兵器を持つ国とは戦争しないことがはっきりした。日本独自に防衛力を高めないと、日本の安全は守れない。そこで攻撃(反撃)能力の議論がクローズアップされた。

【新春特別インタビュー】日台韓連携で中国に対抗を 「第二のウクライナ化」拒否 元台湾副総統 呂秀蓮氏

強大化する中国が台湾に軍事侵攻する懸念が高まっている。万一、中台間で戦争が起きれば、わが国にも甚大な影響が及ぶため、一段と重要性を増しているのが日本と台湾の連携強化だ。そこで世界日報は、台湾で女性初の副総統を務めた呂秀蓮氏(78)に単独インタビューを行い、台湾海峡や太平洋地域の平和と安定に向けたビジョンを聞いた。

【持論時論】神道の自然観―秩父神社宮司・京都大学名誉教授 園田 稔氏に聞く

温暖化など地球規模の気候変動が大きな問題になっている今、自然環境保護の思想として日本古来の神道の自然観が注目されている。宗教学の視点から神道を研究する一方、世界に向けて神道文化を発信している秩父神社の園田稔宮司に、人と自然との関わりについて聞いた。

原因は独裁、市民ら認識 中国「白紙デモ」の背景 在米中国民主化活動家 楊建利氏に聞く

中国では11月下旬から、習近平政権の「ゼロコロナ」政策に対し白紙を掲げ抗議するデモが各地で起きた。その背景について、1989年の天安門事件時に抗議運動に参加し、現在は米国を拠点とする中国民主化支援組織「公民力量」の創設者である楊建利氏に聞いた

「澎湖諸島有事は日本有事」 東アジア全体の戦略的要衝 次期台湾澎湖県長 陳光復氏単独インタビュー

台湾の離島・澎湖諸島は、台湾本島と中国大陸の間に位置する戦略的要衝だ。先月26日の台湾統一地方選で澎湖諸島を管轄する澎湖県長(知事に相当)に民進党候補として当選した陳光復氏(67)が世界日報の単独インタビューに応じた。陳氏は澎湖諸島が中国から台湾を守る「防衛の第一線」であると強調するとともに、同諸島が中国に侵攻されれば日本の海上交通路も脅かされることから、「澎湖有事は日本有事」だと主張した。一問一答は以下の通り。

権力一元化で安定危うく 中国の習一強体制(上) アジア太平洋交流学会会長 澁谷 司氏に聞く

5年に1度開催される中国共産党大会が10月下旬閉幕し、今後5年間の新体制が決まった。異例の3期続投を果たした習近平国家主席は「習一強体制」構築に成功したかに見える。だが「硬い木は折れ、柳に雪折れなし」との言葉通り、強権は時にもろさを露呈させる。中国は今後、どこに向かうのかアジア太平洋交流学会会長の澁谷司氏に聞いた。今回と次週の2回にわたって掲載する。

【持論時論】神道が生んだ日本人の“清潔” 生田神社名誉宮司 加藤 隆久氏に聞く

新型コロナ感染症で改めて私たちの生活空間には汚れが満ちており、清浄さを保つことが健康にとって大事だと思われるようになった。清潔を重んじる日本人の衛生観は、古来、民族宗教である神道に典型的に現れている。それが神社神道の祓(はらえ)と禊(みそぎ)で、それぞれの意味を日本文化にも詳しい生田神社(神戸市)の加藤隆久名誉宮司に聞いた。

【インタビュー】安倍元首相銅像を建立 台湾・高雄 日台の友好貢献に謝意 紅毛港保安堂・張吉雄氏

台湾南部の高雄市にある廟(びょう)(寺社に相当)「紅毛港保安堂」に9月24日、日台友好に尽力した安倍晋三元首相の功績をたたえ、等身大の銅像が建てられた。廟の責任者、張吉雄氏はこのほど、世界日報の取材に応じ、安倍氏が生前「台湾有事は日本有事」と強調するなど、安全保障面を含め日台友好に寄与したことを高く評価した。

【インタビュー】中国で加速する「民族浄化」住人の8割が漢民族、文化も抹殺 「世界南モンゴル会議」 ショブチョード・テムチルト会長

中国当局が進める少数民族の同化政策により、「民族浄化」が加速している。このほど亡命先のドイツから来日した内モンゴル自治区(南モンゴル)における自決権確立を目指す国際連帯組織「世界南モンゴル会議(南モンゴルクリルタイ)」のショブチョード・テムチルト会長は、本紙のインタビューに「われわれは存亡の危機にある」と窮状を訴えた。

【宗教と政治】日本宗教界の危機 公明党は国のため役割果たせ 杉原誠四郎氏

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる政界の動きについて、日本で政教分離は正しく理解されていないと指摘する元武蔵野女子大学教授の杉原誠四郎氏に宗教と政治の観点から語ってもらった。

【宗教と政治】河野検討会の不公正 全国弁連の主張にお墨付き 杉原誠四郎氏

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の解散命令請求に向けた質問権の行使や、被害救済法案に対する与野党の議論が進んでいる。日本で政教分離は正しく理解されていないと指摘する杉原誠四郎氏に宗教と政治の観点から現在の政界の動向について語ってもらった。

バルカン安定に欧州との統合不可欠 オーストリアのファスラベント元国防相に聞く

オーストリアのファスラベント元国防相は11日、ウィーンで開催された西バルカン諸国と欧州統合問題に関する国際会議に参加した際、本紙とのインタビューに応じた。

コミュニティー・スクールの課題―元山口県岩国市議会議員 前野 弘明氏に聞く

地域との関係をつくりながら子供たちを健やかに育てようというコミュニティー・スクール制度は、平成17年に文科省が旗振り役を果たしスタートした。だが、山口県岩国市ではその前から地域の人々が子供教育をサポートする態勢を構築していた。その旗振り役の一人であった元岩国市議会議員の前野弘明氏に、その経緯と課題を聞いた。

植民地化防いだ「空の神兵」「空の神兵」顕彰会会長 奥本 康大氏に聞く

大東亜戦争(太平洋戦争)緒戦、インドネシア・スマトラ島南部のパレンバンで旧日本軍の落下傘部隊がオランダ軍に大勝利を挙げた「パレンバン奇襲作戦」。巨大な石油基地と飛行場を制圧した部隊は、その奇跡的な戦果から「空の神兵」と呼ばれた。「空の神兵」顕彰会は同部隊を後世に語り継ぐため活動している。顕彰会の奥本康大会長に話を聞いた。

「中国臓器狩りの実態」生きた囚人から強制摘出 将来は香港・台湾も標的に

中国当局が気功集団「法輪功」学習者や新疆ウイグル自治区のウイグル人に対して行う弾圧の中でも、とりわけ残虐性が高いのが強制的に臓器を摘出する「臓器狩り」だ。この問題を長年調査してきたカナダの国際人権弁護士デービッド・マタス氏がこのほど来日し、本紙のインタビューでその実態を語った。

宗教から読む徳川家康の生涯―人格形成の基礎に内的禅宗

来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の主人公は、戦国時代を終わらせ、江戸の平和を開いた徳川家康。それを政治と宗教の関係で読むと、両者の葛藤が生んだ戦いの時代から、政教関係の安定で平和を実現した時代への移行期だ。太田道灌が江戸城の西の守りとして鎌倉の鶴岡八幡宮から八幡神を勧請(かんじょう)した市谷亀岡八幡宮の梶謙治宮司に話を聞いた。

地域に寄り添う高齢者支援 社会福祉士 西垣 邦洋氏に聞く

人生100年時代の到来が叫ばれる一方で、少子高齢化が進み一人暮らしの独居老人が増えている。そうした中、社会福祉士として地域に寄り添いながら高齢者に向き合っている若者がいる。札幌市内にある地域包括支援センターの職員として勤務する西垣邦洋さんに仕事の内容や高齢化社会への展望を聞いた。

親子でUターン、Iターン おかざき農園代表・岡崎昌秀氏、 顧問・岡崎康司氏に聞く

農業は国の基だ。グローバル社会で金さえあれば、世界中からうまい栄養豊富で美味な物がいくらでも輸入可能と思われたが、コロナ禍で世界は一変、流通はまひした。国民の胃袋を満たす農産物が身近な所で供給できる、農業の価値が改めて見直されている。埼玉県から親子で山口県岩国市にUターン、Iターンを果たしたおかざき農園顧問の岡崎康司氏と同代表の岡崎昌秀氏に話を聞いた。

徳島の猫神さん お松大権現 土地訴訟が伝説の起源 社主 阿瀬川寛司氏に聞く

徳島県阿南市加茂町に、合格祈願に受験生が多く参拝し、「猫神さん」と呼ばれ親しまれている神社「お松大権現」がある。鳥居前には大きな招き猫がいて、境内に入ると猫大仏をはじめいろいろな姿の猫だらけ。願いがかなったお礼にと信者たちが納めた招き猫は1万体を超えるという。「伝承の館」が開館したと聞き、阿瀬川寛司(ひろし)社主に同社の伝承などを聞いた。

LGBT運動を追い続けた記者が語る 「LGBT」に隠された真実とは

2015年春、東京都渋谷区でいわゆる「同性パートナーシップ条例」が成立・施行された。以降、左翼的なLGBT運動が活発化するのに合わせ、「世界日報」はこの運動の危険性を指摘し、社会に警鐘を鳴らす記事を多数掲載してきた。

シンボリズムで読み解く縄文人の世界観 元北海道考古学会会長 大島 直行氏に聞く

「北海道・北東北の縄文遺跡群」がユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録され7月27日で、1周年を迎えた。遺産登録された遺跡のある自治体では、観光など地元の地域活性化につなげたいとしているが、北海道伊達市に在住する元北海道考古学会会長の大島直行氏は、縄文文化がブームになっている今日だからこそ縄文人の世界観に踏み込んだ幅広い分野からの学問的研究が必要だと訴える。

【持論時論】華道と人生―草月流師範 勝林良雄氏に聞く

良き師との出会いは、その後の人生を決定的に変える。草月流師範の勝林良雄氏も、そういう師匠との出会いがあった。

富士山と日本人の精神史 浄土真宗本願寺派如来寺住職 渡辺 英道氏に聞く

幕政に対する不満が背景に 日本一の高さと秀麗な山容の富士山は、古来より火山として恐れられながら、人々の美と信仰の対象となってきた。噴火が鎮まると、修験道(しゅげんどう)の開祖・役行者が富士山を開き、山岳信仰と仏教が習合する独自の信仰を形成していく。山部赤人が「田児の浦ゆうち出でて見れば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける」と詠んだように、富士山は美の対象として人々を魅了し、江戸時代には富士講が盛んになる。富士山が日本人の魂に刻印していった精神史を、浄土真宗本願寺派如来寺住職の渡辺英道氏に聞いた。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明) ――富士信仰の歴史は? 富士の山神を祀(まつ)る山岳信仰が始まりで、仏教が流入すると従来の神道と習合した山林仏教として発達し、富士山登拝を目的とした修行者が現れます。平安末期から密教による修験霊場になり、南北朝・室町期から江戸時代には庶民による富士講の時代となります。 富士信仰の代表が浅間信仰で、浅間大神は木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)です。浅間神社の祭神が木花咲耶姫命になったのは、『古事記』にある火中出産から「火の神」とされたからで、一方、富士山本宮浅間大社の社伝では火を鎮める「水の神」とされています。火の神・水の神を祀ることで、噴火を鎮めようとしたのです。また、浅間大神は神仏習合(しんぶつしゅうごう)で浅間大菩薩とも呼ばれました。 ――富士講の始まりは? 修行者に限られていた富士登山が大衆化したのが富士講です。「富士山開山の祖」とされるのが末代上人で、数百回も登山して富士山頂に大日寺を建て、修験道を組織します。末代は富士山麓の村山に村山修験を成立させ、民衆による富士信仰の始まりとなります。 日本仏教の宗祖ともいえる聖徳太子が、甲斐の黒駒に乗って富士山に登り、駒ケ岳付近で休息したという伝説があります。如来寺には、それに倣って作られた太子の騎馬像が江戸の富士講から寄進され、山が開かれている間、8合目にある寺の祠(ほこら)に安置され、登山者に拝まれていました。それが明治初めの神仏分離で廃止されたのを平成21年に復活したのが「聖徳太子像富士登山」で、毎年8月3日に実施しています。 富士講の開祖は長谷川角行(かくぎょう)で、富士山の人穴で1558年に、四寸角の上に千日間の爪先立ち行をして悟りを開き、富士登山百数十回、断食三百日など数々の難行苦行を行い、106歳で人穴で入寂(にゅうじゃく)しました。 江戸中期、角行から六代目の食行身禄(じきぎょうみろく)らの活躍で富士講は盛んになります。食行身禄が1733年、7合目の烏帽子岩で断食入定(にゅうじょう)して以来、富士講の信者は急増し、「江戸八百八講」と言われるほど盛んになります。身禄の名は弥勒信仰からきたものです。 キリシタン禁令に伴う檀家(だんか)制度の整備で、仏教が政治に取り込まれると、それに抵抗する新興宗教のように盛んになったのが富士講ともいえ、幕政に対する不満が背景にありました。 富士講の人たちは、山開きの陰暦6月1日から21日までの間に選ばれた数人が富士山に登り、山頂の浅間神社に参拝し、それ以外の人たちは各地に分祀(ぶんし)した浅間神社に参詣し、境内の富士塚に登っていました。江戸には50カ所以上の富士塚があり、今も都内に10カ所残っています。 上吉田など富士の登山口の町には御師(おし)と呼ばれる案内人がいて、登山者を宿坊の自宅に泊め、登山前に祭事を行い、今で言うツアーコンダクターを務め、最盛期には上吉田だけで100軒もの御師の家がありました。 富士講の多くは明治の神仏分離と修験道廃止でなくなりましたが、関東では今も続いており、実行教や丸山教、扶桑教など教派神道になったものもあります。 ――近年、富士吉田市の如来寺近くにある新倉(あらくら)富士浅間神社が世界的に有名になっています。 それは、五重塔と桜の向こうに富士山を一望する光景が「ザ・ニッポン!」と人気を集めるようになったからです。当初はアマチュアカメラマンの間で知られていたくらいでしたが、次第に海外でも話題になり、コロナ禍前は観光客の8割が外国人でした。実は五重塔は戦没者の慰霊塔で、同社の境内にあるのですが、直接的な関係はありません。神社に五重塔は今風な神仏習合かもしれませんね。 文武天皇の705年に、甲斐国八代郡荒倉郷へ富士北口郷の氏神として祀られたのが始まりで、平城天皇の807年に富士山の大噴火があり、朝廷からの勅使(ちょくし)により鎮火祭が斎行(さいこう)された時、「三國第一山」の称号と御親筆を賜ります。拝殿が富士山の真向かいにある浅間神社はここだけです。 忠霊塔は、日清、日露、第1次世界大戦と太平洋戦争で戦没した市内出身者960余柱(現在1055柱)を合祀(ごうし)するため、市の援護会を中心に昭和33年に富士吉田市長を委員長に慰霊塔建設委員会が設けられ、市民の浄財により昭和37年に完成しました。忠霊塔の周辺は、富士吉田市が管理する新倉山浅間公園として整備されています。公園は神社の境内で、市に貸与しています。 忠霊塔の建設地は当初、富士吉田市新倉地区の小舟山でしたが、地盤が軟弱だったため、現在地に建設されたもので、人気スポットは偶然の産物だったのです。 山梨県甲州市勝沼町にある萬福寺には、聖徳太子を乗せて富士山に駆け上った黒駒の蹄跡(ていせき)が「馬蹄石」として残されています。同寺は太子の命により604年に建立され、古くは法相・天台・真言三宗兼学でした。鎌倉時代、相模国にいた親鸞聖人が「和国の教主」と慕う太子の足跡めぐりで同寺を訪ねた折、当時の住職・源誓が聖人に帰依して浄土真宗に改宗しました。富士吉田市の大原山如来寺も古くは真言宗でしたが、1228年に当時の住職・浄圓が、太子史跡巡りの親鸞聖人に出会い、浄土真宗に改宗、釈浄心という法名を賜りました。宗派が固定的になるのは本末制度ができた江戸時代からです。 【メモ】今年の富士登山では、例年の若者が不参加のため、記者が聖徳太子像を担ぎ上げるお役を頂いた。日本の宗教史を学ぶにつれ太子の偉大さに敬服していたので、像とはいえ太子を背負い、ゆかりの信仰の山に登れるのは最大の幸運だった。もし宗教的天才で政治家の太子がいなければ、日本仏教は生まれなかったかもしれない。さらに太子は皇太子として宮中祭祀(さいし)を行っていたから、日本古来の神道との習合が穏やかに形成されたのも幸いだった。

白村江敗戦後の屋嶋城と天智天皇 高松大学地域連携センター長・高松短期大学講師 西岡 達哉氏に聞く 

香川県高松市と瀬戸内海を見下ろす屋島で古代山城の屋嶋城(やしまのき)が復元され、2016年から一般公開されている。古代史家の西岡達哉氏は、唐の侵攻を防ぐためという従来の屋嶋城の役割に疑問を呈し、記紀や現地の地形から、天智天皇を持ち上げ、藤原氏ゆかりの弘福寺寺領のある山田郡を守護するため、との見解を発表している。

FBI捜索は「トランプ潰し」起訴して再出馬阻止狙う  米紙ワシントン・タイムズ論説エディター チャールズ・ハート氏

トランプ前米大統領が今月8日、連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受けた。大統領経験者に対する捜索は前代未聞だが、その背後にどのような政治的意図が隠されているのか。米紙ワシントン・タイムズの論説エディターで、保守派論客として知られるチャールズ・ハート氏に、今回の捜索が2024年大統領選に及ぼす影響などを聞いた。

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