インタビュー

中露と同じ宗教弾圧 旧統一教会解散請求【宗教と政治】イタリアの宗教社会学者 マッシモ・イントロヴィニエ氏に聞く(上)

政府が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令を請求する見通しとなったことを、海外の専門家はどう見ているのか。信教の自由擁護を訴えるためにこのほど来日したイタリアの宗教社会学者マッシモ・イントロヴィニエ氏に聞いた。

【持論時論】内観法で自分発見―禅宗僧侶・公益財団法人喝破道場理事長 野田 大燈氏に聞く

瀬戸内海が眼下に広がる高松市の五色台に喝破道場を開き、不登校児や非行少年、引きこもりの学校・社会復帰に取り組んでいる曹洞宗「報四恩精舎」住職の野田大燈氏は、仏教から生まれた日本的な心理療法である内観法を取り入れた内観断食療法で、体と心の蘇(よみがえ)りを行い成果を上げている。その発想と実践を聞いた。

【持論時論】感動と幸せのリンゴ 最終編―(株)黒田りんご園 代表取締役 黒田 恭正氏に聞く

先週は、リンゴ園再建を果たした黒田氏が、その成功を自分だけにとどめず、隣国のリンゴ園経営にも支援の手を差し伸べていることを語ってもらった。最終編の今回、温暖化にどう対処すべきなのか、未来にどう向き合うのか聞いた

【持論時論】国内トップの高品質化へ 続・感動と幸せのリンゴ―(株)黒田りんご園 代表取締役 黒田 恭正氏に聞く

先回は、3億円の借金を抱えながらリンゴ園再建の夢を捨てず、美味(おい)しいリンゴ作りを目指した苦労話を聞いた。(株)黒田りんご園の代表取締役・黒田恭正氏は、その成功を自分だけにとどめず、隣国のリンゴ園経営にも支援の手を差し伸べている。

裁判がトランプ氏に暗い影 バイデン氏は民主党指名確実 米ニュースマックス ホワイトハウス担当記者 ジョン・ギジー氏

来年11月の次期米大統領選に向けた動きが活発化している。米保守系メディア「ニュースマックス」でホワイトハウス担当記者を務めるジョン・ギジー氏に今後の展望を聞いた。

明治天皇「天拝の三宝尊」―法華宗真清浄寺住職 吉田 日光氏に聞く 【持論時論】

今年が生誕100年の司馬遼太郎の代表作『坂の上の雲』は、日清・日露戦争を「国民の戦争」とし、秋山好古・真之兄弟と正岡子規を主人公に、明治維新から近代国家として歩みだした日本と日本人の成長を描いた歴史小説である。もっとも、両大戦が「天皇の戦争」であったのも歴史的事実で、その象徴ともいえる物語が日蓮門下の一つ、法華宗真門流に伝わっている。ほとんど知られていない明治史の深層を、東京・新宿区にある真清浄寺の吉田日光(にちこう)住職に聞いた。

処理水放出 長続きしない韓国左派の反対

東京電力福島第1原子力発電所の処理水が今月24日から海に放出されたことを巡り、韓国左派の反対が強まっている。今後の見通しや日韓関係への影響について2人の識者に聞いた。

日本の核が中国の覇権阻止 復刻 米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー氏(下)【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(8)

――北朝鮮と共にアジア地域のもう一つの不安定要因は中国の台頭だ。長期的に見て、日本の核保有は地域のパワーバランスを維持する役割を果たせるか。多くの理由から、その答えはイエスだ。米国以外に中国を抑えられる国がないことを考えると、日本の核保有は地域の安定に寄与するだろう。

日本の核保有は米国の利益 復刻 米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー氏(上) 【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(7)

米国で最も影響力のあるコラムニストと言われた故チャールズ・クラウトハマー氏は、2006年に日本の核保有を支持するコラムを執筆し注目を集めた。同氏の主張は今なお多くの示唆に富むことから、本紙が07年1月に掲載した同氏のインタビュー記事を再掲する。

台湾侵攻への米介入を阻止 米軍事専門家 ビル・ガーツ氏 【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(6)

中国は、ミサイル、爆撃機、潜水艦、核弾頭など核戦力の増強を進めている。これほどの増強は前例がなく、米国と当時のソ連が核戦力を拡大した1960年代以来のことだ。

日米韓で拡大抑止協議を 元米国防副次官補 ブラッド・ロバーツ氏(下) 【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(5)

――中国が台湾有事で核兵器を使用する場合に考えられるシナリオは。 ーーー中国が台湾への攻撃で核兵器を使用した場合、戦争に勝ったとしても、非常に大きな人道的問題を自ら作り出すことになる。数十年にわたって土地の浄化に多額の費用もかかる。だから、その可能性は高くない。

対中で新型核ミサイル配備を 元米国防副次官補 ブラッド・ロバーツ氏(上) 【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(4)

ロシアがウクライナで新たに核兵器を使用する危険性は、プーチン大統領が敗北以外の選択肢がないと判断した場合に現実味を帯びる。しかし、核戦争にまで発展させれば、さらに制御不能となり、プーチン氏にとってよりリスクの大きいものになるだろう。

信頼性失った米の「核の傘」 日本安全保障フォーラム会長 矢野義昭氏(下)【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(3)

――中国の核の脅威に対し、米国の「核の傘」の信頼性はないということか。---ない。米国で2006年ごろに行われた米中核戦争のシミュレーションでは、米国が先制攻撃した場合は中国側に2600万人、中国が先制攻撃した場合には米国に3000万~4000万人の死傷者が出るという結果が出た。

人命を顧みない中国の恐怖 日本安全保障フォーラム会長 矢野義昭氏(中)【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(2)

現在の情勢では、中国が固有の領土であり核心的利益と主張する尖閣諸島の奪取に動く可能性が高まっている。米国が動けないからだ。ウクライナ戦争により米国の武器・弾薬が10月ごろに切れる。この状況はバイデン大統領も認めており、世界中に知れ渡っている。中国が尖閣を取りに来た時、自衛隊が対抗措置を取ろうとすれば、核恫喝をかける可能性は十分ある。

北朝鮮の核 標的は日本か 日本安全保障フォーラム会長 矢野義昭氏(上)【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(1)

核恫喝(どうかつ)を行いウクライナを侵略するロシア、核戦力を増強する中国、急ピッチで核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対し米国の“核の傘”を借りる日本の安全保障はこのままでいいのか、有識者に聞いた。

感動と幸せのリンゴ―(株)黒田りんご園 代表取締役 黒田 恭正氏に聞く

茨城県北西部の大子(だいご)町には、山々のなだらかな斜面を利用したリンゴ畑が点在している。寒暖差のある気候が、美味しく育ててくれる大子のリンゴは、「奥久慈(おくくじ)リンゴ」と呼ばれる。茨城県で初めてリンゴの木を植えた黒田りんご園を訪ね、三代目の黒田恭正氏に聞いた

【持論創論】「アジア版NATO」恐れる中国

北大西洋条約機構(NATO)はもともと第2次世界大戦後の社会主義国ソ連の軍事的脅威から英仏独など欧州自由主義諸国の平和と安全を守るために米国が中心となって1949年に創設された集団的軍事同盟である。

【持論時論】インドを牽引するモディ首相とは―21世紀日亜協会会長・大阪国際大学名誉教授 岡本 幸治氏に聞く

今年、インドは人口で中国を抜き、世界一になった。経済ではかつての宗主国イギリスを抜いて米中日独に次ぐ第5位、軍事費では米中に次ぐ3位で、安倍晋三元首相が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」戦略の時代に存在感を増している。躍進インドをけん引するナレンドラ・モディ首相について、インド研究の第一人者、岡本幸治氏に聞いた。

【持論時論】手染めへのこだわり 才能は人のために発揮 大漁旗職人/駒井 敦さんに聞く

浜に待つ人々に向けて、大漁を知らせるために漁船が掲げる大漁旗。ポリエステルの生地に機械でプリントした大漁旗が増える中、現在も昔ながらの手染め作業を続ける大漁旗職人の駒井敦さんに話を聞いた。

議論の余地ないほど安全 福島原発処理水 李炳昤・前韓国原子力安全委員会委員に聞く

東京電力福島第1原子力発電所の処理水を海に放出する問題を巡り、韓国の野党や一部市民団体が執拗(しつよう)に反対している。韓国政府傘下の原子力安全規制機関である原子力安全委員会で昨年10月まで委員を務めた李炳昤氏に、反対論の不当さやその背景について聞いた。

注目記事

Google Translate »