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晩秋の奈良を歩く万葉の旅 万葉の花研究家 片岡寧豊さんに聞く

秋の楽しみの一つは紅葉を愛(め)でながら古都を歩くこと。世界遺産の歴史的建造物が立ち並ぶ奈良は、古代の『万葉集』から現代の和辻哲郎の『古寺巡礼』まで人々の心を秋の深まりに誘ってきた。万葉の花研究家の片岡寧豊(ねいほう)さんに晩秋の奈良の見どころを、万葉歌とともに紹介してもらった。

【特報】「私は引きこもりではない」 鈴木エイト氏を提訴した後藤徹氏 宗教脱会ビジネス再発を危惧

「引きこもり」。ジャーナリスト・鈴木エイト氏からテレビ番組でこう呼ばれた東京都在住の後藤徹氏(59)は、名誉毀損(きそん)で鈴木氏を訴える裁判を起こした。世界平和統一家庭連合(家庭連合=旧統一教会)の信者であるため、12年以上も閉じ込められて棄教を迫られた後藤氏は、「引きこもり」発言が大手メディアでまかり通ることで脱会ビジネスが再び活発化するのではないか、と危惧する。(宗教と政治取材班)

被害情報の再検証が必要だ 「家庭連合」解散請求どう見る?ユーチューバー・三津間弘彦氏に聞く(下)

――世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令請求について、新聞・テレビには「請求が遅すぎた」と自民党政権を批判する論評はある。しかし、異議を唱える主張はほとんどない。そんな中で、教団擁護のスタンスを取る三津間さんのユーチューブ発信は異色だ。

反共思想でイメージ変わる「家庭連合」解散請求どう見る?ユーチューバー・三津間弘彦氏に聞く(中) 

ユーチューブ発信は2021年8月から始めた。もともとは中国古典の紹介や陰謀論・都市伝説系のユーチューバーを目指していた。しかし、現在の政治や報道のあり方に不安を覚えるようになり、何か言わなければならないと考えるようになった。そこから政治・時事問題をテーマにした発信がメインになった。

「家庭連合」解散請求どう見る? ユーチューバー三津間弘彦氏に聞く(上)

岸田政権が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令を東京地裁に請求した。国民の8割がこれを評価する世論調査結果が出る中、岸田政権の対応を厳しく批判するユーチューバーがいる。三津間弘彦さん(38)だ。安倍晋三元首相暗殺事件以降、新聞・テレビの既存メディアが教団批判を続けるのに、なぜ教団擁護の発信を続けるのか。三津間氏に聞いた。

「中国は歴史を直視せよ」 元台湾副総統・呂秀蓮氏インタビュー(下)

――来日した目的は。下関条約(日清講和条約、1895年)を記念するフォーラムを来年4月17日に開催したいからだ。中国政府はたびたび、世界に対して台湾を「一体不可分な領土」と主張しているが、これは大きな間違いだ。

【持論時論】バラ育成、こつは剪定と肥料 笑う花(下) バラ愛好家 岩崎幸子さんに聞く

先回は劣悪な環境でも、凛(りん)と生きる一輪の花に励まされた娘時代の話を伺った。バラ愛好家で看護師の岩崎幸子さんに、さらに栽培のポイントを聞いた。

露朝接近で軍事技術移転も 日本海側に中国基地は脅威 米紙ワシントン・タイムズ・アジア支局長 アンドリュー・サルモン氏

緊迫化する東アジアの安全保障環境について、ソウルを拠点に朝鮮半島・アジア情勢を長年ウオッチしている米紙ワシントン・タイムズのアンドリュー・サルモン・アジア支局長に聞いた。

【持論時論】けなげな一輪から励まし 笑う花(上)バラ愛好家 岩崎幸子さんに聞く  

バラ愛好家・岩崎幸子さんの住居がある群馬県藤岡市は毎年5月にオープンガーデンを行う。オープンガーデンとは、庭主の善意で一般公開されるもの。岩崎家も藤岡ガーデニングクラブ20軒のうちの1軒に入っていて、県内県外合わせ多くのバラ愛好者を迎える。岩崎家の売りは「バラとハーブ、それに多肉植物にDIY」だ。

温暖化と闘う基地式捕鯨 地元と密着 地域興しに貢献 日本小型捕鯨協会会長 貝 良文氏

2019年から再開された日本の商業捕鯨は、大型クジラを捕獲する母船式と小型を対象とする基地式がある。そのうち沿岸での日帰り操業が基本の基地式捕鯨は地球温暖化による海水温の上昇と闘っている。和歌山県の太地町漁協専務理事、日本小型捕鯨協会会長の貝良文氏に、基地式捕鯨の現状について聞いた。

【持論時論】信長・秀吉・家康と宗教 市谷亀岡八幡宮宮司 梶謙治氏に聞く

戦国武将の多くが苦労したのは宗教勢力との関係で、江戸時代は、一向一揆などの政治と宗教の戦いから、安定した政教関係の時代への移行期とも言える。さらに戦国時代は世界的には大航海時代で、交易に伴いカトリックの宣教師らが来日しキリスト教を布教、時代を動かす大きな要因となる。戦国大名と宗教との関わりを、江戸城の西の守りとして創建された市谷亀岡八幡宮の梶謙治宮司に伺った。

【宗教と政治】非公開審理で解散命令―「司法公開」に反する恐れ  元武蔵野女子大学教授 杉原誠四郎

政府の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令請求と関連し、元武蔵野女子大学教授の杉原誠四郎氏は、無差別大量殺人を犯したオウム真理教や代表役員らが詐欺罪で有罪判決を受けた明覚寺のように解散理由が明確でないため、司法公開の原則や不遡及の原則に反し、「法の支配」崩壊につながる恐れがあると懸念を示した。

裁判で適切な判断を期待 美馬秀夫徳島市議に聞く

文部科学省は13日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会、家庭連合)の解散命令を東京地裁に請求した。家庭連合の信者を公言している徳島市議の美馬秀夫氏(73)に、解散命令請求の受け止めについて聞いた。

【持論時論】生誕100年の陳舜臣と生田神社 生田神社名誉宮司 加藤隆久氏に聞く

神戸生まれの直木賞作家・陳舜臣(ちんしゅんしん)氏は来年、生誕100年を迎える。戦前、貿易商の両親が台湾から神戸に移住し、元町で生まれた陳氏は、近くの生田神社の境内が遊び場だった。親交のあった加藤隆久名誉宮司に陳氏の文章をたどりながら思い出をうかがう。

【持論時論】囃子、衣装、篝火…全部が魅力 西馬音内盆踊保存会会長 佐藤寛悦氏に聞く

柔和な笑顔が印象的だ。佐藤寛悦さんは日本三大盆踊りの一つ、西馬音内(にしもない)盆踊りの保存会会長(5代目)である。平成17年に完成した盆踊り会館2階の広い和室で17日、踊りがスタートする前に話を聞いた。和室の先には、祭りの時期に組み上げた櫓(やぐら)が会場の通りに張り出している。やがて前触れの太鼓が鳴りだし、お囃子(はやし)が始まり、歌い手が「今宵(こよい)ひと夜は負けずに踊れオジャレ篝火(かがりび)消ゆるまで」などと美声で唄(うた)いだした。会長の「踊りは先祖の供養であり、お祭りではない」との言葉が心に残る。

日常的ハラスメントで憔悴「日本共産党立候補の内側と訴訟の理由」東郷ゆう子さんが語る

政治に興味のないシングルマザーだった東郷ゆう子さん(41)は2020年に共産党に入党し、今年4月の統一地方選挙で同党公認候補として兵庫県議会議員選挙にも出馬したが、今や党を相手に二つの訴訟を起こしている。何が彼女をそうさせたのか。

新興宗教に不寛容な日本社会【宗教と政治】イタリア宗教社会学者 マッシモ・イントロヴィニエ氏に聞く(下)

日本共産党・旧社会党と全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)の間には、深いつながりがあることが分かっている。旧統一教会たたきの政治的ルーツに日本共産党の関与があることは、欧米ではほとんど知られていなかった。

中露と同じ宗教弾圧 旧統一教会解散請求【宗教と政治】イタリアの宗教社会学者 マッシモ・イントロヴィニエ氏に聞く(上)

政府が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令を請求する見通しとなったことを、海外の専門家はどう見ているのか。信教の自由擁護を訴えるためにこのほど来日したイタリアの宗教社会学者マッシモ・イントロヴィニエ氏に聞いた。

【持論時論】内観法で自分発見―禅宗僧侶・公益財団法人喝破道場理事長 野田 大燈氏に聞く

瀬戸内海が眼下に広がる高松市の五色台に喝破道場を開き、不登校児や非行少年、引きこもりの学校・社会復帰に取り組んでいる曹洞宗「報四恩精舎」住職の野田大燈氏は、仏教から生まれた日本的な心理療法である内観法を取り入れた内観断食療法で、体と心の蘇(よみがえ)りを行い成果を上げている。その発想と実践を聞いた。

【持論時論】感動と幸せのリンゴ 最終編―(株)黒田りんご園 代表取締役 黒田 恭正氏に聞く

先週は、リンゴ園再建を果たした黒田氏が、その成功を自分だけにとどめず、隣国のリンゴ園経営にも支援の手を差し伸べていることを語ってもらった。最終編の今回、温暖化にどう対処すべきなのか、未来にどう向き合うのか聞いた

【持論時論】国内トップの高品質化へ 続・感動と幸せのリンゴ―(株)黒田りんご園 代表取締役 黒田 恭正氏に聞く

先回は、3億円の借金を抱えながらリンゴ園再建の夢を捨てず、美味(おい)しいリンゴ作りを目指した苦労話を聞いた。(株)黒田りんご園の代表取締役・黒田恭正氏は、その成功を自分だけにとどめず、隣国のリンゴ園経営にも支援の手を差し伸べている。

裁判がトランプ氏に暗い影 バイデン氏は民主党指名確実 米ニュースマックス ホワイトハウス担当記者 ジョン・ギジー氏

来年11月の次期米大統領選に向けた動きが活発化している。米保守系メディア「ニュースマックス」でホワイトハウス担当記者を務めるジョン・ギジー氏に今後の展望を聞いた。

明治天皇「天拝の三宝尊」―法華宗真清浄寺住職 吉田 日光氏に聞く 【持論時論】

今年が生誕100年の司馬遼太郎の代表作『坂の上の雲』は、日清・日露戦争を「国民の戦争」とし、秋山好古・真之兄弟と正岡子規を主人公に、明治維新から近代国家として歩みだした日本と日本人の成長を描いた歴史小説である。もっとも、両大戦が「天皇の戦争」であったのも歴史的事実で、その象徴ともいえる物語が日蓮門下の一つ、法華宗真門流に伝わっている。ほとんど知られていない明治史の深層を、東京・新宿区にある真清浄寺の吉田日光(にちこう)住職に聞いた。

処理水放出 長続きしない韓国左派の反対

東京電力福島第1原子力発電所の処理水が今月24日から海に放出されたことを巡り、韓国左派の反対が強まっている。今後の見通しや日韓関係への影響について2人の識者に聞いた。

日本の核が中国の覇権阻止 復刻 米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー氏(下)【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(8)

――北朝鮮と共にアジア地域のもう一つの不安定要因は中国の台頭だ。長期的に見て、日本の核保有は地域のパワーバランスを維持する役割を果たせるか。多くの理由から、その答えはイエスだ。米国以外に中国を抑えられる国がないことを考えると、日本の核保有は地域の安定に寄与するだろう。

日本の核保有は米国の利益 復刻 米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー氏(上) 【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(7)

米国で最も影響力のあるコラムニストと言われた故チャールズ・クラウトハマー氏は、2006年に日本の核保有を支持するコラムを執筆し注目を集めた。同氏の主張は今なお多くの示唆に富むことから、本紙が07年1月に掲載した同氏のインタビュー記事を再掲する。

台湾侵攻への米介入を阻止 米軍事専門家 ビル・ガーツ氏 【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(6)

中国は、ミサイル、爆撃機、潜水艦、核弾頭など核戦力の増強を進めている。これほどの増強は前例がなく、米国と当時のソ連が核戦力を拡大した1960年代以来のことだ。

日米韓で拡大抑止協議を 元米国防副次官補 ブラッド・ロバーツ氏(下) 【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(5)

――中国が台湾有事で核兵器を使用する場合に考えられるシナリオは。 ーーー中国が台湾への攻撃で核兵器を使用した場合、戦争に勝ったとしても、非常に大きな人道的問題を自ら作り出すことになる。数十年にわたって土地の浄化に多額の費用もかかる。だから、その可能性は高くない。

対中で新型核ミサイル配備を 元米国防副次官補 ブラッド・ロバーツ氏(上) 【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(4)

ロシアがウクライナで新たに核兵器を使用する危険性は、プーチン大統領が敗北以外の選択肢がないと判断した場合に現実味を帯びる。しかし、核戦争にまで発展させれば、さらに制御不能となり、プーチン氏にとってよりリスクの大きいものになるだろう。

信頼性失った米の「核の傘」 日本安全保障フォーラム会長 矢野義昭氏(下)【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(3)

――中国の核の脅威に対し、米国の「核の傘」の信頼性はないということか。---ない。米国で2006年ごろに行われた米中核戦争のシミュレーションでは、米国が先制攻撃した場合は中国側に2600万人、中国が先制攻撃した場合には米国に3000万~4000万人の死傷者が出るという結果が出た。

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