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変わらぬ強権体質 共産党 田村委員長就任1カ月 評論家・篠原章氏に聞く 

共産党の委員長が志位和夫衆院議員(69)から田村智子参院議員(58)に交代してから1カ月が過ぎた。田村氏は1月18日の党大会での地方議員に対する自らの発言が党内外で「パワーハラスメント」と指摘されるなど、逆風の中での船出となった。政治思想・運動に詳しい評論家の篠原章氏に共産党が抱える課題について聞いた。

【持論時論】宗教家の役割は菩薩道 雲水 聖照寺住職 東和空師に聞く(下)

聖照寺住職の東(ひがし)和空(わこう)師は、不特定多数に向けたラジオ宣教を回顧し、改めて悩む人の心に一対一で寄り添う菩薩(ぼさつ)道の原点に引き戻されたと語った。

安倍氏暗殺 冷静に再検証を ブラジル・サンパウロ州報道協会会長 セルジオ・ヘドー氏に聞く(下)

安倍氏に向けられた憎しみが、社会を巻き込んだ感情のうねりとなって家庭連合とその信者に向かった。日本社会は「テロリスト」の狙いのままに反応した。安倍氏が家庭連合の関連団体にビデオメッセージを送ったことが、家庭連合との友好関係を想起させたと言われている。しかし、政教分離が憲法で定められているブラジルにおいても、政治家が宗教団体の大会に赴いて、あいさつをすることは当たり前のように行われており合法だ。国家が特定の宗教を迫害する方が政教分離に反していないか。

【持論時論】六郷満山の行、1100年の歴史 雲水 聖照寺住職 東和空師に聞く(中)

先回は大病後、広島から京都の延暦寺まで400㌔余を歩いた詳細を伺った。今回は天台宗の伝統として1100年以上続いている国東(くにさき)半島での六郷満山峰入り行について、聖照寺住職の東(ひがし)和空(わこう)師に聞いた。

「20世紀最大の人権侵害だ」家庭連合信者に対する拉致監禁 サンパウロ州報道協会会長 セルジオ・ヘドー氏に聞く(上)

日本での世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関する報道を受けて、海外から、教団信者について「人権侵害」の観点からも情報を公開して国際社会に問うべきだとの声が上がり始めている。ブラジル報道界の重鎮であり、また弁護士として、自由と人権の問題に長く関わってきたサンパウロ州報道協会(API)会長のセルジオ・ヘドー氏に、教団信者に棄教を迫る拉致監禁問題への対応と、信教の自由を巡る日本社会への提言などを聞いた。(聞き手=サンパウロ・綾村 悟、写真も)

【持論時論】歩くことは瞑想に通じる 雲水 聖照寺住職 東和空師に聞く(上)

雲水とは、行雲や流水のように所定めず遊歴する行脚僧をいう。タイには座した釈迦(しゃか)像と共に歩く釈迦像も散見できる。歩くというのはどういう意味を持つのか、阿闍梨(あじゃり)で聖照寺住職の東和空(ひがしわこう)師に聞いた。

派閥解散は時代の流れ 規正法の連座制は議論重ねよ 政治評論家 田村重信氏に聞く

1月26日に召集された通常国会は、自民党派閥のパーティー券不記載事件を受け、岸田文雄首相の施政方針演説の前に予算委員会が開かれる異例のスタートとなった。それに先立ち、自民党政治刷新本部は派閥は「お金」と「人事」から決別するとうたった改革刷新案「中間とりまとめ」を発表したが、31日に始まった代表質問では野党から不記載問題の追及が止(や)まない。党改革案の評価と岸田政権の今後の見通しについて政治評論家の田村重信氏に聞いた

【持論時論】筆跡雄渾な幕末の放浪歌人 子規が絶賛した万葉歌人・平賀元義 生田神社名誉宮司 加藤隆久氏に聞く

古来、日本人は心情を歌に託して表現してきた。最古の歌集『万葉集』には喜怒哀楽から死生観、自然観まで率直に歌われている。その万葉集が見直されたのが国学が興隆した幕末で、日本人の原点回帰の現れと言えよう。明治になり、俳句を革新した正岡子規が最高の万葉歌人と絶賛したのが岡山生まれの平賀元義(もとよし)(1800~66年)で、賀茂(かもの)真淵(まぶち)に私淑し、神社史研究に打ち込みながら、余技の万葉調和歌で世に知られた。卒論で平賀を取り上げた生田神社名誉宮司の加藤隆久氏に元義の生涯と歌を聞く。

解散請求は国際法上不当 米の迫害の過ち繰り返すな 米ブリガム・ヤング大学名誉教授 コール・ダーラム氏

日本政府が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令を請求したことを、海外の宗教専門家はどのように見ているのか。米国で激しい迫害を受けた歴史を持つ末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)が設立した米ブリガム・ヤング大学法科大学院の名誉教授で、宗教法学の権威であるコール・ダーラム氏がこのほど来日し、世界日報の単独インタビューに応じた。

【持論時論】熱気球もスポーツ時代に(下)―一般社団法人・日本気球連盟会長 太田耕治氏に聞く

先回は、熱気球でもIT化が進み、熱気球がスポーツ競技となっている状況を太田耕治さんに聞いた。続いて日本での熱気球の歴史や愛好者の状況、世界一を目指す若手の活躍も話題に上った。

【持論時論】熱気球もスポーツ時代に(上) 一般社団法人・日本気球連盟会長 太田耕治氏に聞く

国内最高峰の熱気球競技大会である「熱気球ホンダグランプリ」が2023年、全国4カ所で開かれた。第2戦は、岩手県で10月に開かれた「一関(いちのせき)・平泉バルーンフェスティバル」の期間中、3日間で3回の競技が実施された。同グランプリにも携わった一般社団法人・日本気球連盟会長の太田耕治さんに、競技会場で、熱気球がスポーツの時代に入っている状況を聞いた。

【持論時論】「武器よさらば」で平和が訪れたことはない 政治評論家 高藤和昭氏に聞く

わが国の隣国にはウクライナに武力侵攻したロシアだけでなく、台湾への野心を放棄しない中国や核兵器開発に余念がない北朝鮮などが存在し、安全保障問題が叢雲(むらくも)のように湧き上がっている。東アジアの安全保障をどう担保するのかというのは、わが国の最も大きな政治課題の一つだ。政治評論家の高藤和昭氏に、その核心を聞いた

「潜入 旧統一教会」著者 窪田順生氏インタビュー(7・終)教団は外部との対話必要 

――著書では、霊感商法や高額献金など世界平和統一家庭連合(旧統一教会)でトラブルが起きる原因についても触れている。ーーー本では、教団への献金について、収入の「3分の1を目指す」と言って、家族から「ノアじいさん」(神からの啓示で、周囲からバカにされながら山頂に箱舟を造った旧約聖書に出てくる人物)と呼ばれる信仰熱心な信者についても書いた。

「潜入 旧統一教会」著者 窪田順生氏インタビュー(6)「令和の非国民」となった信者

――政府、マスコミ、世論が相乗効果作用を起こし、無自覚の〝思想・宗教統制〟になっている。 ーーーファシズムの始まりを感じる。最初は信教の自由から奪って、次は言論の自由を奪う。急に厳しい統制をするではなく、じわじわ強めている。

「潜入 旧統一教会」著者 窪田順生氏インタビュー(5)首相は〝パンドラの箱〟開けた

マスコミが旧統一教会に対する憎悪を煽(あお)った結果だろう。被害を受けたわけでも嫌な思いをした経験があるわけでもないのに、マスコミ報道を信じて教団は「恐ろしい」とイメージを膨らませている。すでに指摘したように、報道に携わるマスコミの人間はしっかりと教団や現役信者を取材していない。情報の送り手側に問題がある。

トランプ氏は米復活の象徴 麗澤大学准教授 ジェイソン・モーガン氏に聞く

米社会の「分断」が激化する中、次期米大統領選はどのような意味を持つのか。麗澤大学のジェイソン・モーガン准教授に聞いた。

「潜入 旧統一教会」著者 窪田順生氏インタビュー(4)信者は個性豊かだった

以前から国際勝共連合の人たちを見ていたので、信者から話を聞いて驚いたことは正直ないが、思っていた以上に、信者は個性豊かだった。信仰の向き合い方がそれぞれ違う。驚くほど信仰に篤い人がいる一方で、そうでない人もいる。信者によって信仰の度合いが違う。

民進党、継続も厳しい政権運営 接戦で過半数の獲得困難 台湾総統選・立法委員選

世界中から注目を集める台湾総統選挙が13日に投開票される。昨年11月、中国に融和的な最大野党・国民党と中道路線で若者から支持を集める第2野党・民衆党の野党連合が実現しなかった。その頃、国民党の支持率が与党・民進党に一時的に接近したが、民進党がリードし続けている。

少子高齢化で与党有利か 政権審判か野党審判か 韓国総選挙

選挙を左右する要因は大きく分けて有権者の民心と投票動向の二つだ。まず民心について見ると、過去の韓国総選挙は「政権審判か国政運営支持か」が重要なポイントになってきたが、ねじれ国会で180議席以上である野党陣営が各種法案を簡単に通過させてきたことが、国民の野党に対する心象を悪くしてきた側面がある。

【令和6年の日本を語る】政治資金規正法改正せよ 自民は支持されるリーダーを 政治評論家 田村重信氏

岸田首相は「新しい資本主義」や「異次元の少子化対策」という大きなスローガンを掲げているが、具体的な政策に乏しい。国民に分かりやすく説明する必要がある。今、岸田首相に必要なのは、きちんと話す力を付けることだ。政権スポークスマンである官房長官の仕事も大切で、昨年12月に就任した林芳正氏には特に、きちんと説明することを期待したい。

【令和6年の日本を語る】政府は積極財政に舵切れ 国民から豊かさと幸せ奪うな 元航空幕僚長 田母神俊雄氏

首相はどんなに批判されても国家・国民のために頑張るのがリーダーとしての役割なのだが、岸田文雄首相は実に批判に弱い。国をどうしたいのかのビジョンが明確ではなく、国民だけでなく米国からもあれこれ言われて右往左往している。結局、総理になりたかっただけの人に見えてしまう。三つでも五つでもいいから総理の任期中にやりたいことを列挙すべきだ。

共和党勝利で「左派革命」終焉 米スタンフォード大学フーバー研究所上級研究員 ビクター・デービス・ハンソン氏

米国では今、「平等な結果社会」を目指す左派による運動が起きている。つまり、米国の伝統である「機会の均等」ではなく、「結果の平等」を義務付けるもので、政府による大規模な干渉が必要となる。

「潜入 旧統一教会」著者 窪田順生氏インタビュー(3)巨大メディアの「正義」危ない

――「潜入 旧統一教会」の上梓は、ジャーナリズムについての窪田さんの信念にも関わっている。ーーー長くこの仕事に携わっているが、自分の主義主張を持たないように気を付けている。これは私の持論だが、メディアであれジャーナリストであれ、必ず偏る。

「潜入 旧統一教会」著者 窪田順生氏インタビュー(2)陰口覚悟で信者の声伝える

――「反社会的」「反日カルト」と糾弾される教団を擁護するつもりはなくても、その言い分を載せただけで批判が予想される。----- 実際、言われている(笑)。国際勝共連合の梶栗正義会長にインタビューした時も「あんな人たちの話を聞いても意味ない」「どうせ嘘(うそ)しか言わない」と、メディアの人間から言われた。

「潜入 旧統一教会」著者 窪田順生氏インタビュー(1) 偏った情報源に頼る記者たち

安倍晋三元首相銃撃事件以降、世界平和統一家庭連合(家庭連合=旧統一教会)に対する批判報道が続く。店頭には「旧統一教会」と冠した本が数多く並ぶが、批判本ばかり。そんな中、教団の実像や現役信者の声を伝える本が11月末、上梓(じょうし)された。「潜入 旧統一教会」。解散命令請求された教団の内部を、なぜ潜入ルポしたのか。著者のノンフィクションライター窪田順生氏に聞いた。

【インタビューfocus】「内なる国防は家庭に在り」江東区児童家庭支援士・近藤倫子さん

日本には古来から子供を大切にする文化があり、西洋から子供の権利や人権について学ぶ必要はない。こう主張する東京都江東区の児童家庭支援士の近藤倫子さんは、日ごろから「内なる国防は家庭に在り」と説き、岸田政権が法制化した「LGBT理解増進法」や「こども誰でも通園制度」は日本の価値観にそぐわないと訴える。近藤さんに日本が目指すべき子育て政策について語ってもらった。

「財産保全」規定の必要性なし 疑義帯びる「家庭連合」解散請求 国際弁護士 中山達樹氏に聞く(下)

法律を構築する際には、「必要性」と「許容性」が問われる。必要性とは文字通り、その法律が必要な社会状況があることを指し、許容性は人権保護や他の法令とのバランスなどだ。

船団保有し外国とも交易 空海を生んだ佐伯氏の仕事  善通寺市立郷土館館長 大河内義雅氏に聞く 

今年が生誕1250年の弘法大師空海。生誕地の香川県善通寺市では、古代からの佐伯氏(さえきうじ)の実像が発掘調査などで明らかになりつつある。紀元前500年に釈迦がインドで興した仏教から、紀元前後に生まれた大乗仏教の最終ランナーである密教を中国で学び、真言密教として完成させた空海の思想の原点を大河内義雅・善通寺市立郷土館館長に聞いた。

「継続性」の明確な指摘なし 雲散霧消した「3要件」 疑義帯びる「家庭連合」解散請求 国際弁護士 中山達樹氏に聞く(中)

――「組織性」「悪質性」「継続性」の3要件について、これまで中山弁護士は「(教団は)該当しない」と強く主張していた。 --- 文部科学省の解散請求に関する記者配布資料をよく読むと、この3要件は全く示されていない。「継続性」に至っては何も指摘していなかった。世界平和統一家庭連合(家庭連合)が出した2009年のコンプライアンス宣言のことなども全く触れていない。議論がかみ合っていない。

疑義帯びる「家庭連合」解散請求 国際弁護士 中山達樹氏に聞く(上) 懸念される全体主義的暴走

文部科学省が世界平和統一家庭連合(家庭連合)の解散命令を東京地裁に請求したことについて教団側は憲法違反だと主張し、他の宗教団体や海外の人権団体からも懸念の声が上がっている。解散請求の要件に家庭連合は該当しないと訴える国際弁護士の中山達樹氏に、一連の政府の対応について聞いた。

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