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漁師が千日路傍伝道の初穂に 「荒野に水は湧く」半世紀ぶり復刊 アートヴィレッジ代表 越智俊一氏に聞く(下) 【持論時論】

先回は「荒野に水は湧く ぞうり履きの伝道者 升崎外彦物語」を半世紀ぶりに復刊した出版社アートヴィレッジ代表の越智俊一氏に、その経緯を聞いた。さらに升崎(ますざき)氏の筆舌に尽くし難い壮絶な足跡をたどる。(聞き手=池永達夫)

親鸞からキリストへ「荒野に水は湧く」半世紀ぶり復刊 (上)アートヴィレッジ代表 越智俊一氏に聞く 【持論時論】

このほど、キリスト者としての生涯を全うした「荒野に水は湧く ぞうり履きの伝道者 升崎外彦物語」が復刊された。升崎(ますざき)氏は金沢市の東本願寺の寺を継ぐ身ながら、救世軍と出会い受洗、無私の奉仕と迫害を超えての伝道が感動の波を起こした人物だ。半世紀を経て復刊を果たした出版社アートヴィレッジ代表の越智俊一氏に本の魅力を聞いた。(聞き手=池永達夫)

木版印刷による出版文化栄える 江戸文化を育んだ吉原 市谷亀岡八幡宮宮司  梶 謙治氏に聞く【持論時論】

来年の大河ドラマ「べらぼう」の主人公は、江戸時代の出版文化を担った蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)。しがない貸本屋から「江戸のメディア王」と呼ばれるまでになった男の生涯と、それを生んだ江戸に賑(にぎ)わいが描かれる。江戸城の西の守り、市谷亀岡(いちがやかめがおか)八幡宮の梶謙治宮司に江戸の出版文化について伺った。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

幕末に生まれた黒住教と金光教 続編 吉備・岡山の宗教風土(下) 近現代 岡山歴史研究会前事務局長・郷土史家 山田良三氏に聞く 【持論時論】

幕末から明治にかけての岡山の宗教史で興味深いのは、教派神道の黒住(くろずみ)教と金光(こんこう)教が生まれたこと。黒住教と金光教は天理教と共に幕末三大新宗教とされ、今日に続いている。吉備・岡山の宗教風土から生まれ、現代では教育や福祉など時代的要請に応じた活動を展開している二つの教派神道について、岡山歴史研究会前事務局長で郷土史家の山田良三氏に話を聞いた。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

党組織改革行い信頼回復を 田村重信氏に聞く【インタビューfocus】

自民党の石破茂総裁が第103代首相に任命された。自民党の政務調査役を長く務めた政治評論家の田村重信氏に第2次石破政権の課題について聞いた。

【持論時論】江戸の陽明学から明治のキリスト教へ 続編 吉備・岡山の宗教風土 (上) 近世・近代  岡山歴史研究会事務局長・郷土史家 山田良三氏に聞く

幕末期の藩政改革に貢献したのが備中松山藩の陽明学者・山田方谷(ほうこく)。同藩が新島襄の渡米を支援した縁で、明治になると岡山にいち早くキリスト教が伝わり、山田方谷に漢学を学んだ福西志計子(しげこ)は受洗し、岡山初の女学校・順正高等女学校を設立する。近世・近代の岡山の宗教史を郷土史家の山田良三氏に聞いた。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

【持論時論】ハラル臓器、中東外交にも活用 中国の「臓器狩り」亡命ウイグル人元外科医 エンヴァー・トフティ氏に聞く(下)

中国新疆から英国に亡命したウイグル人元外科医エンヴァー・トフティ氏に、中国の処刑場でまだ生きていた死刑囚から臓器を摘出したリアルな経験を先回語ってもらった。今回さらに国家犯罪としての中国臓器狩りのディープな話が続く。(聞き手・池永達夫、写真・石井孝秀)

【持論時論】まだ生きていた囚人にメス 中国の「臓器狩り」 亡命ウイグル人元外科医 エンヴァー・トフティ氏に聞く(上)

「臓器狩り」とは、生きた人間から本人の意志とは無関係に強制的に臓器を収奪するという極めて非人道的な犯罪をいう。中国新疆ウイグル自治区でウルムチ中央鉄道医院の腫瘍外科医だったエンヴァー・トフティ氏に、中国における実態を聞いた。(聞き手=池永達夫、写真=石井孝秀)

【世日クラブ講演要旨】現実に合わせ法整備急げ 「先の大戦の教訓から学ぶ日本の国防」 東洋大学名誉教授 西川 佳秀氏

世界日報の読者でつくる「世日クラブ」の定期講演会が12日、オンラインで開かれ、東洋大学名誉教授の西川佳秀(よしみつ)氏が「先の大戦の教訓から学ぶ日本の国防」と題して講演した。中国の脅威が高まり、東アジア有事の事態が懸念される今、失敗の歴史に学ぶ意義は大きい。

【持論時論】「観相学」から「脳相学」へ―嘉祥流観相学会大導師 岡井 浄幸さんに聞く

達磨(だるま)大師に始まる観相学の伝統に脳科学の知見を加味し、現代的な嘉祥流観相学を創始した藤木相元導主が亡くなって10年。享年91なので生誕100年に当たる去年から、藤木導主の著書の再版が続いている。

【持論時論】消滅しかかる遊牧文化 南モンゴルクリルタイ常任副会長 オルホノド・ダイチン氏に聞く 内モンゴルは今 (下)

先回は内モンゴル自治区とは名ばかりで、漢人による強権統治が行われている実態を聞いた。さらに南モンゴルクリルタイ常任副会長のオルホノド・ダイチン氏は、無知な行政が長年継続されてきたモンゴル遊牧文化の息の根を止めようとしていると憤る。(聞き手=池永達夫)

【インタビューfocus】石破新政権に望む―韓国国民大学教授 李元徳氏

韓国の尹錫悦政権発足以降、比較的良好な状態が続く日韓関係。日本で新たに発足した石破茂新政権を韓国はどう受け止め、何を期待するのか。日韓関係に詳しい韓国国民大学の李元徳教授に聞いた。(聞き手=ソウル上田勇実)

【持論時論】大学入試、来年からすべて中国語に内モンゴルは今 (上) 南モンゴルクリルタイ常任副会長 オルホノド・ダイチン氏に聞く

中国内モンゴル自治区の民主化と人権を求める南モンゴルクリルタイ常任副会長のオルホノド・ダイチン氏に、内モンゴルの実情を聞いた。クリルタイとは、モンゴルの遊牧民族が移動式テント・ゲルで円座式に座って議論を重ね、もめ事を解決していったことをいう。いわばクリルタイとはモンゴル式民主主義の原点となったものだ。(聞き手=池永達夫)

【持論時論】日本とクウェートの架け橋に 三陸鉄道の復興を原油で支援 NPO法人サラーム会会長 小林育三氏に聞く

東日本大震災に際し、クウェートは500万バレルの原油(約400億円相当)を震災復興の義援金として提供した。そのうち20億円の配分を受けた岩手県の三陸鉄道では車両の新造や被災駅の再建を進め、復興に弾みがついた。

【持論時論】中国の二枚舌に気を付けろ ドキュメント映画「香港 裏切られた約束」 亡命映画監督 顔 志昇氏に聞く

2019年の香港民主化運動をテーマにしたドキュメント映画「香港 裏切られた約束」が、日本で上映されている。

【持論時論】和の原点にアニミズム的宗教 サヌカイトの里から縄文村へ 禅宗僧侶・五色台縄文村代表 野田大燈氏に聞く

瀬戸内海が眼下に広がる高松市五色台(ごしきだい)に喝破道場を開き、不登校児や非行少年、引きこもりの学校や社会への復帰に取り組んできた曹洞宗「報四恩精舎(ほうしおんしょうじゃ)」住職の野田大燈(だいとう)氏が近年、注目しているのは縄文人の生き方。

岸田首相総裁選不出馬 各議員は脱派閥の主体的判断を 識者談話 政治評論家(元自民党政調会長室長) 田村重信氏

総裁任期中の憲法改正に意欲を示すなど再選を目指すような動きがあっただけに、このタイミングでの辞任表明はサプライズだった。岸田首相は総裁になって間もない2021年10月に解散を打ったり、派閥を解消したりしたことから分かるように、最後は自分で決断する人なのだろう。

【持論時論】世界地図に懸ける夢 ㈱世界地図社長 松岡功氏に聞く

世界地図を普及させた利益で、カンボジアで井戸を掘り続けている人がいる。株式会社世界地図(愛媛県松山市)社長の松岡功さん(80)だ。世界地図を普及させる意義やその可能性、そして井戸掘りの現状などについて聞いた。(聞き手=森田清策)

中国キリスト教弾圧の実態 米人権団体「対華援助協会」会長 ボブ・フー牧師

中国では、イスラム教徒のウイグル族やチベット仏教徒、法輪功学習者だけでなく、キリスト教徒に対する弾圧も激化している。東京都内で先月開催された「国際宗教自由(IRF)サミット・アジア」に出席した米人権団体「対華援助協会(チャイナエイド)」会長のボブ・フー(傅希秋)牧師に、キリスト教徒が中国共産党から受ける弾圧の実態を聞いた。

【持論時論】小さく生んで大きく育てる 新宿諏訪神社大久保睦総代 金原猛児氏に聞く

祭りは地域の住人を結ぶ絆を深める。東京・高田馬場の早稲田大学理工学術院に隣接する戸山公園で今夏、盆踊りを復活させる新宿諏訪(すわ)神社大久保睦総代の金原猛児氏にその意気込みを聞いた。(聞き手=池永達夫)

【連載】脅かされる信教の自由⑮ 第2部 地方議会への波紋 宗教法人迫害は歴史に残る 

今年3月20日、千葉市で開かれた世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の信者が主催した信教の自由をテーマにしたシンポジウムに、国会議員の姿があった。「NHKから国民を守る党(NHK党)」の浜田聡(さとし)参院議員だ。

【連載】脅かされる信教の自由⑭ 第2部 地方議会への波紋 信者公表、7選後も自民に

徳島市議の美馬秀夫氏は、世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の信者であることを公言し、議員活動を続けてきた。2022年8月、岸田文雄首相が自民党総裁として家庭連合との関係を絶つと宣言したのを受け、メディアは地方議員と教団の関係を追及するが、美馬氏にも地元の徳島新聞などからアンケートが送られてきた。

【持論時論】自分史で人生の総仕上げを 終活出版 ― グッドタイム出版社長 武津文雄氏に聞く

高齢社会を迎え自分史が静かなブームになっている。成功者の立志伝というより、一般人が人生を回想し、書き綴(つづ)るもので、自費出版が多い。大手出版社を退職後、自分で出版社を立ち上げたところ、自分史の出版がほぼ半数を占めるようになったというグッドタイム出版の武津(ふかつ)文雄社長に、自分史を書く意味について聞いた。

【持論時論】「地元の発展」大事にするのが仕事 信念の政治家(下) 元栃木県議会議長 増渕賢一氏に聞く

――増渕先生が政治家を志した理由をお聞かせください。 大した理由じゃないんだけど、家庭内の事情で政治家になりました。僕を育ててくれた親父(おやじ)は、建設会社を1代で築いて、栃木県下一でした。

【持論時論】解散命令請求は信教の自由否定  元栃木県議会議長・増渕賢一氏に聞く(上)

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令請求と、信教の自由が脅かされている問題で、家庭連合を擁護する立場で岸田政権を批判する元栃木県議会議長の増渕賢一(としかず)氏に政治家としての信念を聞いた。(聞き手・長野康彦、写真・豊田 剛)

【持論時論】民衆に開かれた「救い」の道 吉備・岡山の宗教風土、法然と栄西―岡山歴史研究会事務局長・郷土史家 山田良三氏に聞く

岡山の宗教史で興味深いのは、浄土宗の法然と臨済宗の栄西という鎌倉仏教の両極のような宗祖を生んだこと。2人とも比叡山で学び、法華経や天台密教の膨大な教えの中から、それぞれの求める道を探求した。古代の宗教史を踏まえ中世の吉備(きび)はどんな宗教を発展させたのか、岡山の宗教史に詳しい山田良三氏に伺った。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

【連載】国連機関に国家主権譲らず「もしトラ」どうなる米外交 元米大統領副補佐官 フレッド・フライツ氏に聞く(下)

国家主権はトランプ前大統領が掲げる「米国第一」の重要な概念だ。最終的に米国が従うのは、合衆国憲法であって国連憲章ではない。国連や国際刑事裁判所(ICC)、世界保健機関(WHO)に主権を譲ることはない。

【連載】共産主義の害悪排除へ闘う 中国から国民の利益防衛 「もしトラ」どうなる米外交 元米大統領副補佐官 フレッド・フライツ氏に聞く(上)

トランプ前米政権で大統領副補佐官を務め、現在は同政権高官らが設立した「米国第一政策研究所」で外交安全保障問題を担当するフレッド・フライツ氏がこのほど、世界日報の単独インタビューに応じた。フライツ氏はトランプ前大統領が返り咲いた場合、有害な共産主義の影響力を社会から排除するとともに、リベラルなエリートやグローバリストから米国民の利益を守る外交政策を展開するとの見通しを示した。

【持論時論】異色の日本舞踊創作家・花柳徳兵衛 日本伝統文化コーディネーター 藍川 裕さんに聞く(下)

――花柳徳兵衛さんの特筆すべき点は。 芸術家として表現するというだけでなく、そうした創作風土を作り上げようとしたことです。天才肌の人というのはインスピレーションを受け、独創的な表現ができるものですが、徳兵衛先生はそうしたものにとどまらず、日本で初となる舞踊学校を立ち上げ、誰でも意欲と関心のある人を生徒として受け入れ後世につなぐ舞踊家育成に取り組んだのです。

【持論時論】異色の日本舞踊創作家・花柳徳兵衛 日本伝統文化コーディネーター 藍川 裕さんに聞く(上)

日本には長い歴史の中で育まれた世界に誇る文化がある。日本舞踊もその一つだが、世界に発信するパワーには欠ける。しかし、それに挑戦する人物がいた。異色の日本舞踊創作家だった花柳徳兵衛(はなやぎとくべえ)だ。徳兵衛を「生涯の恩師」として慕う日本伝統文化コーディネーターであり日本舞踊藍川流家元の藍川裕氏に、その人となりと作品を聞いた。(聞き手=池永達夫)

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