執行猶予付きの窮地

中曽根康弘は己を「歴史法廷で裁かれる被告」と位置付けた。国鉄の分割・民営化などを断行した宰相と、少数与党を率いてよろよろ歩いている宰相・石破茂とを比較するのは酷ではある。だが、敢えて論じれば石破は「第一審で参院選までの9カ月の執行猶予付き有罪判決を食らった身」と言えないこともない。参院選までに改悛灼(あら)たでなければ厳しい刑の執行が待ち受けている。与野党の攻防如何(いかん)ではそれ以前にも衆院選があり得るし、衆参ダブル選もあり得る乱世である。【...全文を読む】

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