トップオピニオンメディアウォッチ抗議船転覆事故起こすもキリスト教の左傾化報じぬテレビに批判沸騰

抗議船転覆事故起こすもキリスト教の左傾化報じぬテレビに批判沸騰

京都にある日本基督教団の教会
京都にある日本基督教団の教会

元TBS記者が警鐘

 日本はキリスト教国でないのに、ネットの保守系発信者の間で最近、あるキリスト教系団体の左傾化に注目が集まっている。沖縄県名護市辺野古沖の船転覆死亡事故で、反米軍基地活動に日本基督教団とキリスト教系高校が関わっていることが表面化したからだ。

 抗議船「平和丸」に乗っていて亡くなった女子生徒は、同志社国際高校(京都府)の「平和学習」で沖縄を訪れていた。学校法人同志社が運営する同校は、日本のプロテスタント諸教派が合同して設立した日本基督教団の「関係学校」の一つだ。

 転覆事故ではもう一人死亡した。抗議船「不屈」の船長、金井創氏だ。彼は日本基督教団佐敷教会(沖縄県南城市)の牧師で、かつて衆院選に日本共産党から出馬した候補を応援していた。「平和丸」の船長も共産党候補として村議選に出馬した経歴がある。同党の小池晃書記局長は平和丸に乗船したことがあると語っている。

 テレビ・新聞はあまり報じないが、SNSでは今、こうした情報が飛び交うとともに、オールドメディアはなぜ日本のキリスト教と左翼運動との関係を報じないのか、と批判の声が高まっている。元TBS記者でオンラインのプロテスタント教会「クラウドチャーチ」の牧師として活躍する小林拓馬氏はその筆頭だ。

 自身のユーチューブチャンネルでキリスト教、特に日本基督教団の左傾化についてたびたび警鐘を鳴らしてきた小林氏は3月末、ゲスト出演したユーチューブチャンネル「デイリーWiLL」で次のように語った。

 「今回の辺野古事故については、メディア報道は明らかにおかしい」「なぜ(事故として)シンプルに扱ってしまうのか」「子供の教育問題だから、もっと真剣に扱わないといけない」

保守系の船なら糾弾

 金井氏の抗議船で平和学習を行っていたキリスト教系高校は同志社系列だけでなく、他にもある。なのに、左翼思想を背景とした平和学習と日本基督教団との関わりについてオールドメディアは深掘りしない。もし転覆したのが保守系団体の船だったら連日報道するだろうし、X(旧ツイッター)などで偏向報道がひどすぎると指摘されるTBS「報道特集」は必ず取り上げるはずだ。しかし「左系が関わると、報道しない自由を使う」と、小林氏は憤るのだ。

 TBSの報道番組「news23」のディレクターを務めた後、退社した小林氏は「報道特集」が左傾化する構図について、次のように解説した。

 「報道特集、サンデーモーニングはテイストとして、めちゃくちゃ左に寄せようという番組で、キャスティングからVTR作りまでその流れになっている。そうすると、左寄りの考えを持つ社員が異動希望を出してそこに行くから、思想が先鋭化してしまう」

 一方、キリスト教会については「イエス・キリストの愛を実践しようと言うが、自分と異なる政治的スタンスを持つ人に対しては徹底的に口汚く罵(ののし)り攻撃する。『お前、牧師やめろ』『いなくなれ』という言葉を掛けられる」と、排他的な実態を暴露する。

共通する「自己陶酔」

 保守的なキリスト教徒もいるが、日本のキリスト教、特にプロテスタントが戦後、“反日左翼”となったのは戦争に協力したとの自己批判からだと言われる。信仰と思想の違いはあるが、日本基督教団、左翼活動家・左派メディアには、自分たちは正義の側にいると自己陶酔する人間の愚かさがあるという点では共通するのだろう。

 小林氏は最後に、反日左翼の日本基督教団は解散させるべきだとの声が出ていることに対してこう述べた。「私は(旧)統一教会は異端になるが、これが解散になると、自分たちに返ってくるから、宗教者は発言に慎重になるべきだと言ってきた。信教の自由が大事だ。しかし、メディアが作ったストーリーに乗せられ、キリスト教会でも多数派が『解散させるべきだ』と言っていた。それが見事に日本基督教団に返ってきている」

(森田清策)

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