朝日コラムの中でも異色を放つベテラン記者 過去には虚偽記事も

「まるで赤旗」と絶賛

朝日のオピニオン面に「多事奏論」と題するコラム欄がある。デジタル版には「専門分野の異なる8人のベテラン記者がさまざまな事象をテーマに多彩なコラムを奏でます」とある。中でも“異色”を放っているのは、編集委員の高橋純子氏である。

今年5月13日付では「時代は変わる。新聞も、私も変わる。誰もが必死に、あたらしい『一手』を探している」とし、それを「決してきみの知らなかった仕方で」と結んでいた。従来の水曜日付から土曜日付に代わるのに引っ掛けたコラムで、どんな仕方の一手なのか、高橋ファンならずとも関心を抱かせた。

というのは、この人には“前科”があるからだ。政治部記者時代には奈良県川上村の元森林組合長が民主党と共産党との「選挙協力」を「主導している」と書き(2009年1月11日付)、共産党員から「まるで『赤旗』みたい」と絶賛されたが、記事は虚偽で「おわび」掲載を余儀なくされた(同年4月25日付)。

政治部次長時代には「政治断簡」と題するコラムで、「だまってトイレをつまらせろ」と書き(16年2月28日付)、週刊新潮に「チリ紙1枚の価値もない!」(同3月10日号)となじられた。トイレを詰まらせろというのは山谷や釜ヶ崎で名をはせた過激活動家の言で、工場のトイレが水洗化され経営者がケチってチリ紙を完備しないとき、労働者は交渉せず新聞紙でお尻を拭いてトイレを詰まらせよと主張した。高橋氏はそれをなぞり、安倍晋三政権を当て擦(こす)った。

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