トップオピニオンメディアウォッチ「天皇陛下のインドネシア訪問」にまで水を差す「朝日社説」の異様さ

「天皇陛下のインドネシア訪問」にまで水を差す「朝日社説」の異様さ

意義綴った読売社説

社説が24日付に掲載されたということは、両陛下が政府専用機で羽田空港にご到着された23日の紙面作業である。周到に準備していたに違いない。皇室の活動をどんどん縮めていって、ついには消し去ってしまう。そんな思惑が朝日論説陣にあるのか、と勘繰ってしまう。

こんな無礼な朝日社説を看過しておいていいものかと思っていると、読売が26日付に「両陛下親善訪問 外国と絆を深める旅の第一歩」と題する社説を掲げた。「インドネシアは、経済成長が著しい東南アジアの大国で、日本とは長年、協力関係にある。上皇ご夫妻も1991年、平成初の外国公式訪問で訪ねられた」とし、今回のご訪問をなぞり、その意義を綴(つづ)っている。

朝日社説はインドネシアをASEAN議長国だの、「グローバルサウス」の主要国だのと、ことさら政治色を出しているが、読売は上皇上皇后両陛下の平成初の外国訪問がインドネシアだったとし、朝日の政治的偏重を暗に諫(いさ)めている。こうした常識的な社説を読むと、朝日の皇室に対する異様さが浮き彫りになる。それを世間は「反天皇」論調と呼ぶのである。

(増 記代司)

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