トップオピニオンメディアウォッチお構いなしで擁護する朝日、東京 北海道警察ヤジ排除巡り、「危険性切迫」

お構いなしで擁護する朝日、東京 北海道警察ヤジ排除巡り、「危険性切迫」

「勝訴」文字踊る朝日

どの新聞を見ても原告の「敗訴」を大きく報じている。それなのに朝日には「勝訴」の文字が躍っている。あれれ、話が合わない。思わず、首を傾げてしまった。「道警ヤジ排除」を巡る札幌高裁判決を伝える朝日紙面はいかにも恣意的だった。

2019年参院選での安倍晋三元首相の応援演説に男女2人がやじを飛ばし、北海道警の警察官に排除された。2人は精神的苦痛を被ったとして道に損害賠償を求め昨年3月、札幌地裁は道警の行為を憲法で保障された表現の自由を侵害したとして計88万円の支払いを道に命じる判決を下した。

当時、朝日は判決を「ヤジ排除『表現の自由侵害』 道警側に賠償命令『重要な憲法上の権利』」と大ニュースとして伝え、「裁かれた道警 許されぬ憲法の軽視」との社説を掲げ、道警を徹底批判した。安倍晋三元首相の銃撃事件以降、これが警察の要人警護を委縮させたのではないかとの見方も出ており、控訴審が注目された。

その判決が22日、札幌高裁であった。判決は男性に対する地裁判決を取り消して排除を合法とし、女性については地裁判決を維持するとした。敗訴と勝訴に分かれたが、注目されたのは男性の逆転敗訴の方だった(各紙23日付)。

spot_img

人気記事

新着記事

TOP記事(全期間)

Google Translate »