危惧だらけのLGBT法 警鐘鳴らす保守紙、エスカレートする朝日

東京・新宿の東急歌舞伎町タワー2階のトイレ入口にある案内
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維国案丸のみで成立

保守3紙がLGBT理解増進法に吠(ほ)えている。

「女性の安全を守れるのか。教育現場は混乱しないのか。様々な懸念を残したまま、拙速に法整備を図ることは許されない」(読売13日付社説「首相と自民の見識が問われる」)

「女性の安全と安心が損なわれかねないという問題は解消されない。このような危うい法案は、採決すべきではなく、廃案にしなければならない」(産経9日付主張「採決を見送り廃案にせよ」)

「われわれは法案に何度も警鐘を鳴らしてきた。修正してもその危険性は変わらない。否決し廃案にすることを改めて訴えたい」(本紙13日付社説「否決して日本の国柄守れ」)

こんなに足並みを揃(そろ)えて保守紙が与党に反対するのは珍しい。まるで民主党政権時代を思わせる。岸田文雄首相は党内の造反を恐れて与党案を引っ込め、日本維新の会、国民民主党が提出した「維国案」をほぼ丸のみして成立させた。正式名称は「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」。ジェンダーアイデンティティという横文字は「性自認」にも「性同一性」にも訳される便利な用語だそうだ。

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