「軍事大国」首相表紙タイム誌の見出しを巡る「喜劇」の一部始終

アメリカのタイム誌のHPでは、岸田首相の取り組みが記事で紹介されている。今回の表紙も記事中に大きく掲載されていて目を引く。(アメリカ・タイム誌のHPより)
アメリカのタイム誌のHPでは、岸田首相の取り組みが記事で紹介されている。今回の表紙も記事中に大きく掲載されていて目を引く。(アメリカ・タイム誌のHPより)

見出しに「軍事大国」

外国語に疎い筆者にとって情報は原文ではなく訳文で得るのが日常である。本紙の国際企画面にあるワシントン・タイムズ紙の記事も「対訳」を読み、原文は読まない(いえ、読めません)。木曜日付「韓国紙セゲイルボを読む」は全て訳文だが、もっぱら岩崎哲氏の「ポイント解説」を愛読している。訳文で意味不明でも解説で合点がいくからだ。例えば18日付の日本語の「すみません」を巡る韓国人記者の一文も岩崎氏の「この記者の根本的な間違いは日本人が普段使う『すみません』が謝りの意味ではないということを理解していないところだ」との一刀両断で納得できた。

岸田文雄首相が表紙を飾った米誌タイム(5月22・29日号)はどうだろうか。読売11日付が「岸田首相、米誌タイムの表紙に」の見出しで「表紙では、『日本の選択』と題し、『首相は長年にわたる平和主義を捨て去り、真の軍事大国となることを望んでいる』と指摘した。記事では、『世界3位の経済国を軍事力で大国に戻そうとしている』とも説明した」と報じていた。

朝日11日付社会面にもあった。これには「荒ちひろ」の記者名があるが、中身は読売記事と似通っている。読売と朝日という色合いの違う新聞がそっくりなのは、ひょっとして配信モノか。そんな疑問からネットを検索すると産経デジタル版がヒットした。

外部リンク(タイム誌) Exclusive: Prime Minister Fumio Kishida Is Giving a Once Pacifist Japan a More Assertive Role on the Global Stage

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