新型コロナウイルス発祥地追究が疎かなら文明は沈黙とNW日本版

入院患者向けに設営された中国武漢の臨時病棟(UPI)
入院患者向けに設営された中国武漢の臨時病棟(UPI)

依然米中対立の見解

新型コロナウイルスの発祥地をめぐる米中の対立については弊紙が逐次報じてきた。この2月には「中国湖北省武漢の研究所から流出した可能性が高い」とする米エネルギー省の分析に対し、中国外務省は「ウイルス起源のことを政治問題化させるべきではない」と反発した。バイデン米大統領は調査を続けると公言してきているが、決着を付けるべく行動の決意はあるのかどうか。

ニューズウイーク日本版4月25日号は「ウイルスは研究所で生まれた」のタイトルで、医師・科学者のスティーブン・クエイ氏の論文を載せている。同誌は一昨年6月22日号に「素人集団が暴き出した武漢ウイルス研究所の嘘」と題する記事を掲載。アマチュア集団が、武漢ウイルス研究所の助成金申請記録の中などに、人間や実験用動物の細胞を使って新型ウイルスの感染力を試す内容の記述を見つけた。しかし直後、ネット上のそれらの情報は消され検証されずじまいになったという悔しいルポだ。当欄でもこの記事を取り上げ評価した。

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