教科書検定、道徳に反発する朝日 「国や郷土愛する」に「息苦しい」

日教組がなおざりに

分かり切った話だが、わが国の教育は「人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われ」(教育基本法第1条)、道徳教育は人格の完成や国民の育成の基盤となる道徳性を育てることを使命とする。これは教育の要と言ってよい。

ところが、朝日などの左翼勢力は道徳教育を忌み嫌った。ことに「青少年を革命の担い手」に育てることを教師の使命とした日本教職員組合(日教組)は「道徳授業=戦前回帰」と決めつけ、猛反対した。

戦後13年経(た)った1958年にようやく小中学校に「道徳の時間」が原則週1時間の必修とされたが、正式な教科とされず学校任せだったため授業はなおざりにされた。例えば、日教組の強い北海道ではこんな具合だ。

―道徳の時間は学級の役員や係りの分担、文化祭などの活動、修学旅行のバスの座席決め、定期テストが近いとテスト勉強などに使われ、「ああ~、明日の道徳、何をしようかな」などというため息まじりの声が職員室に飛び交う―(産経2007年6月20日付、紋別市立渚滑中学校・長野藤夫教頭=当時=の話)。

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