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NHKの思惑外れ「どうする家康」時流に乗りLGBT登場

不快感じる当事者も

LGBT運動は「性的少数者の人権擁護」を強調する。しかし、視聴率稼ぎのLGBT側室登場なら「利用された」と不快に感じた当事者もいるはず。時流に乗ってメディアが頻繁に扱う現状に「そっとしておいてほしい」と思っている当事者は少なくない。

「家康」の11話は今川への忠誠心から、家康への降伏を拒む引間城の女城主・お田鶴が徳川軍の鉄砲にはかなく散る場面がハイライト。そのお田鶴の言葉が胸を打つ。

「椿が好きなのはな、雪の寒さの中であろうと、ひとりぼっちであろうと、凛(りん)と咲く姿に憧れるからじゃ。世に流されず、おのれを貫いているようで。田鶴は椿のようなおなごになりたい」。大河ドラマまで世に流されたのでは興ざめじゃ。

(森田清策)

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