沖縄県の「辺野古」敗訴、不承認時は大騒ぎしたのにお茶を濁す朝日

翻る可能性ほぼなし

沖縄県が「辺野古裁判闘争」で敗訴した。これまでの訴訟でもことごとく敗訴している。今回は設計変更の承認を巡るものだが、玉城デニー知事は懲りずに上訴を検討する考えを示している。これには税金の無駄遣いと呆(あき)れる県民は少なくないはずだ。沖縄県の裁判闘争への疑念が一層、深まっている。

防衛省は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事を進めているが、辺野古沖の海底で軟弱地盤が見つかり設計変更の承認を県に求めていた。これを玉城知事は昨年11月、不承認とした。国土交通相はこれを取り消し、地方自治法に基づいて承認するよう是正指示を出したが、玉城知事は裁判に訴えた。

これに対して福岡高裁那覇支部は16日、「県の不承認処分は裁量権の逸脱、乱用」と断じ「国交相の是正支持は適法」との判決を下した。最高裁で翻る可能性はほぼなく、もはや勝負ありだ。

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