核融合開発で10ページ大特集のNW日本版、米中のつばぜり合いか

米国エネルギー省(DOE)とDOEの国家核安全保障局(NNSA)は、国防の進歩とクリーンパワーの未来への道を開く、数十年にわたる主要な科学的ブレークスルーであるローレンスリバモア国立研究所(LLNL)での核融合点火の達成を発表した。=ローレンスリバモア国立研究所提供(UPI)
米国エネルギー省(DOE)とDOEの国家核安全保障局(NNSA)は、国防の進歩とクリーンパワーの未来への道を開く、数十年にわたる主要な科学的ブレークスルーであるローレンスリバモア国立研究所(LLNL)での核融合点火の達成を発表した。=ローレンスリバモア国立研究所提供(UPI)

米が核融合点火成功

科学技術の一つ「核融合」が、今日、世界のエネルギー需給の乱調、またクリーンエネルギー待望論の中で、社会、経済トピックの中にも織り交ぜられ、しばしば取り上げられるようになった。ニューズウィーク日本版2月21号は「夢のエネルギー・核融合知っておくべきその現在地」と題し特集を組んでいる。

核融合は軽い核種を融合させエネルギーを取り出す技術だが、現在の原発と違い高レベル放射性廃棄物が出ない。また重水素などを燃料として無尽蔵にエネルギーを生む。昨年12月13日、米ローレンス・リバモア国立研究所(カリフォルニア州)の国立点火施設(NIF)が「核融合点火」に成功したとの宣言を受けた記事だ。

内容の注目点を先に挙げると①中国が今、世界最大の核融合炉施設を計画している②世界の物理学者にとって核融合技術開発は非常に魅力的な分野だが、実用化は「半世紀後」「20年から30年かかる」と予想はまちまち③再生可能エネルギーの技術にもっと労力と資金を投入すべきだ―の3点。10ページで広く浅くの解説的な記事が多いが、流動的な世界・社会情勢の中で核融合技術の可能性について言及している。

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