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半旗を掲揚した外国
安倍晋三元首相の国葬儀が近づく中、「国葬反対」運動がメディアに多く取り上げられている。凶弾に倒れた元首相を哀悼する海外からの弔問に応える葬儀でもあり、実際、海外では米国、インド、ブラジル、キューバなど半旗を掲げて弔意を表した国も少なくなかった。
敵味方問わず死者を弔う日本の伝統精神を忘れ、死者を糾弾する「国葬反対」デモなどは何の影響であろう?
18日放送のTBS「サンデーモーニング」では、岸田文雄首相の「弔意を強制しない」との言葉を引き合いに、「安倍氏の国葬は弔意は?揺れる教育現場」として、安倍氏の出身地、山口県の教育委員会が放送時点で半旗掲揚を「決めていない」状況を取り上げた。フリップボードには国葬儀の招待状に関して「出席」の宮崎謙介元衆院議員、「欠席」の演出家・宮本亞門氏の顔写真が並ぶものの、「招待状に“戸惑い”」の字が大きく書かれた。出演者4人のコメントも批判的だ。
姜尚中氏は「狙いは憲法改正に弾みをつけたい。安倍さんの宿願は憲法改正」と述べ、「ただこれは岸田政権のオウンゴールだ。かえって憲法改正は遠のいた」と語った。その理由は自民党の改憲案が「今問題になっている旧統一教会の考えと似通っている」という。