参院選、「政治的公平」に配慮し与野党のだらしなさばかり並べた文春

維新失速に毎日注目

サンデー毎日(7月3日号)が総力特集「これでいいのか!参院選」として、トップにジャーナリスト鮫島浩氏の「『風』が止まった日本維新の会」を持ってきた。元朝日新聞政治部記者で政界の流れや内情に通じた同氏が、昨年の衆院選で躍進し、参院選でも立民を倒して野党第1党に躍り出ようとしていた維新の失速の経緯を詳しく書いている。

中で『維新ぎらい』を出版した大石晃子衆院議員(れいわ新選組)との対談を挟み込み、ターゲットが維新から立民に変わっていったことも紹介していて興味深い。

「自公批判票の受け皿があまりに脆弱であることが、政治を白けさせ、投票率を押し下げ、自公政権を延命させる」と鮫島氏は正論を述べているが、それが野党への肩入れの強さの言い訳にも聞こえる。同氏が最近上梓(じょうし)した『朝日新聞政治部』が、何と言っても朝日新聞というエリート集団でのやりとりであり、「吉田調書」誤報の弁明にも見えるのに通じてくる。

別の記事では編集部が聞いたのか、志位和夫共産党委員長の単独インタビューを載せている。「政治的公平」「扱い平等」の観点から同誌は他党も載せる気はあるのか。

(岩崎 哲)

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