社説

【社説】ミャンマー 民主化望む民意は変えられぬ

ミャンマー国軍が徴兵制を実施すると発表した。これを受け、国外への「脱出」を希望する若者らが増えている。民主化を後退させた国軍に対する国民の強い不満を示すものだと言える。

【社説】能登地震2ヵ月 復興に向け生業再建急げ

能登半島地震の発生から2カ月が経過した。水道、道路などのインフラの復旧は遅れながらも徐々に進んでいる。これからは復興を見据えた生業の再建を急がねばならない。

【社説】スウェーデン加盟 露の侵略が生むNATO強化

北大西洋条約機構(NATO)にスウェーデンが加盟することが決まった。ロシアのウクライナへの軍事侵攻はNATOの東方拡大が理由の一つだったが、逆に中立国だったフィンランド、スウェーデンの北欧2カ国を加えて32カ国の集団防衛体制へとNATOはさらに強化、拡大することになった。

【社説】株式最高値更新 上昇基調維持へ好循環実現を

東京株式市場で日経平均株価が34年2カ月ぶりに史上最高値を更新し続けている。好調な企業業績を背景に、米国に釣られる形で半導体関連企業などの株価が相場を牽引(けんいん)する。

【社説】処理水放出半年 容認できぬ中国の経済的威圧

東京電力福島第1原発の処理水放出開始から半年が過ぎた。放出に反対する中国は、日本産水産物の輸入を全面停止したままだ。科学的根拠に基づかない禁輸措置は、日本たたきの「外交カード」にほかならず、中国による経済的威圧は断じて容認できない。

【社説】国連改革 グローバルサウスの支持得よ

ブラジルのリオデジャネイロで20カ国・地域(G20)外相会合が開かれ、国連改革問題が議論された。議長を務めたブラジルのビエイラ外相は、ウクライナやガザ情勢を念頭に、国連安全保障理事会は国際紛争に機能麻痺(まひ)を起こしているとし、改革の必要性を訴えた。

【社説】ウクライナ侵攻2年 支援の力でロシア軍を止めよ

ロシア軍がウクライナに軍事侵攻を開始してから2年が経(た)った。占領したウクライナの東・南部のルハンスク、ドネツク、ザポリージャ、ヘルソンの4州をロシアは一方的に自国に併合したと主張しているが、露骨な「力による現状変更」であり、許されるものではない。ロシアの軍事侵攻を止めるには各国の支援の継続が不可欠だ。

【社説】文献調査報告 最終処分場選定へ一歩前進

経済産業省が、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定のため、北海道の寿都町と神恵内村で実施している第1段階の「文献調査」に関する報告書案を公表し、2町村とも第2段階の「概要調査」に進む候補地になり得ると判断した。選定に向けて一歩前進だと言える。

【社説】竹島の日 領土問題解決へ大局的視点を

島根県が竹島(隠岐の島町)の領有権確立を目指して条例で定めた「竹島の日」を迎えた。竹島は江戸時代初期の記録が残る日本固有の領土である。今日、日本と韓国の係争地となっているが、過去の不幸な歴史を乗り越える解決を望みたい。

【社説】H3打ち上げ成功 国際舞台へこれからが本番だ

H2Aに次ぐ日本の主力ロケット「H3」2号機の打ち上げが成功した。昨年の1号機での失敗を見事に乗り越えた宇宙航空研究開発機構(JAXA)や三菱重工業など関係者に敬意を表したい。

【社説】インドネシア/日本は戦略関係を強化せよ

インドネシアの大統領選挙で、プラボウォ国防相が勝利を確実にした。インドネシアでは、現職のジョコ大統領が今も70%前後の高い支持率を維持しているが、3選を禁じる憲法規定のため出馬できない。今回の選挙ではプラボウォ氏のほか、アニス前ジャカルタ特別州知事やガンジャル前中ジャワ州知事が出馬したが、プラボウォ氏が勝利を宣言した。

【社説】ナワリヌイ氏死亡 プーチン政権への疑念消えぬ

ロシア極北の刑務所に収監されていた反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が死亡した。プーチン政権による反政権活動への統制強化を象徴するニュースだと言えよう。

【社説】GDP4位転落 物価高抑え大幅賃上げ継続を

2023年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、実質で年率0・4%減と2四半期連続のマイナス10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、実質で年率0・4%減と2四半期連続のマイナス

【Editorial】 Calls for Moriyama’s Resignation-The Issue Lies in Lies, Not Election Cooperation with the Church

It has been reported in the media that Masahito Moriyama, Minister of Education, Culture, Sports, Science and Technology, has received election support from the Unification Church (now known as the Family Federation for World Peace and Unification, or FFWPU), and has connections with this religious group and its affiliated organizations.

【社説】「赤旗」強制購読 全国の自治体で実態調査を

全国市区町村の庁舎内で、日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」の購読勧誘が共産党議員によって強い圧力と共に不当に行われている実態が次々と明らかになっている。しかし、まだ氷山の一角にすぎないようだ。全国の自治体は、既に十数カ所の自治体で実施されているように管理職員へのアンケートを行ってパワハラ勧誘の実情を把握し、是正措置を講じるべきである。

【社説】盛山氏辞任追及 問題は教団の選挙協力より嘘

盛山正仁文部科学相が世界平和統一家庭連合(旧統一教会、家庭連合)から過去に選挙支援を受けるなど、同教団および関連団体との関係がマスコミで報じられ、野党は家庭連合の解散命令請求をした当人の盛山氏の文科相辞任または更迭を求めている。だが、問題は選挙協力や教団関係者との面会ではなく、それを隠そうとする嘘(うそ)である。

【社説】災害ごみ 国を挙げて処理への協力を

能登半島地震による大量の災害ごみが地元住民を悩ませている。被災地の復旧・復興を進めるため、国はもちろん、全国の自治体も災害ごみの処理に協力すべきだ。

【社説】手術なし性別変更/性自認至上主義に警戒を

性同一性障害の診断を受けた女性が、生殖能力をなくす手術を受けないまま男性に性別変更することが認められた。生物学上の性別と戸籍上の性別が一致しない人の出現は、さまざまな混乱を引き起こす懸念がある。

【社説】日本とイタリア/連携強化で国際情勢に対応を

イタリアは2024年の先進7カ国(G7)の議長国を務める。国際情勢が混迷を深める中、23年議長国の日本はイタリアとの連携を強化して対応する必要がある。

【社説】建国記念の日 国柄の原点を確認しよう

あすは建国記念の日。初代神武天皇が、大和を平定し橿原宮で即位したとされる日である。今日まで連綿と続く皇統がここに始まり、日本国の礎が築かれた。建国を祝い、国柄の原点を確認する日としたい。

注目記事