【世日クラブオンライン講演会】「子供を大事に育て上げることは国を守る要素」 江東区児童家庭支援士・近藤倫子氏

講演する近藤倫子氏 =22日、千葉県市川 市(豊田剛撮影)

世界日報の読者でつくる「世日クラブ」の定期講演会が22日、オンラインで開かれ、著述家で江東区児童家庭支援士の近藤倫子氏が「内なる国防は家庭に在り」と題して講演した。近藤氏は「子供たちは日本の未来を担う人材。子供たちを大事に育て上げることが国を守る一つの大事な要素だ」と強調した。

近年、家庭や学校に居場所がないと感じる若者が東京・歌舞伎町の「トー横」のような繁華街に集まり、犯罪に巻き込まれるケースが多発している。近藤氏は「心の寂しさや、親との信頼関係ができておらず家庭に安堵(あんど)感がないことが原因の一つ」と指摘。親子の信頼関係構築の土台は乳幼児期にあるとし、子供とスキンシップを十分に取り、よく話を聞くことが重要だと語った。

子供の反抗期についても、「家の中で反抗するのは親との信頼関係がある証拠」で、その際に親が頭ごなしに叱らない、子供の言葉で親自身が傷つかないことが大切だと語った。一方で、家が安心できる場所になっていない子供が寂しさや不満を抱えたまま反抗期を迎えると、家の外でその気持ちを発散し、いじめや犯罪などの問題につながる恐れがあるとし、「一概に青少年の問題として切り離してはいけない」と訴えた。

また日本には七五三や桃の節句、端午の節句といった子供の行事が多く、「子供を大事に宝物として扱ってきた文化がある」とした上で、「戦後、連合軍総司令部(GHQ)の方針で日本の暦が変わってしまった。暦を知って、日本の神事や価値観を子供たちに伝えてほしい」と語った。

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