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沖縄「慰霊」の日 、平和への誓い新たに


全戦没者追悼式を開催

 沖縄戦の犠牲者らを悼む沖縄全戦没者追悼式(主催・沖縄県など)が「慰霊の日」の23日、糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で開催された。県内外の遺族ら約4900人が参列。正午の時報に合わせて参列者が1分間の黙祷(もくとう)をささげた後、献花し、平和への誓いを新たにした。

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焼香をささげる遺族ら=23日、沖縄県糸満市の沖縄県平和祈念公園

 平和宣言で、翁長雄志知事は昨年4月に発生した米軍属による暴行事件や、同12月に起きた普天間飛行場所属のオスプレイの不時着事故などに触れ、「米軍基地の整理縮小など沖縄の過重な基地負担の軽減を求めていく」と訴えた。

 来賓あいさつした安倍晋三首相は、昨年の米軍北部訓練場(東村、国頭村)の過半の返還に触れながら、「基地負担軽減のため、一つ一つ確実に結果を出していく」と述べた。

 県立宮古高校3年の上原愛音(ねね)さん(17)が「誓い~私達のおばあに寄せて」と題する詩を朗読し、「戦争体験者の子孫である私たち次世代が平和の使者としてこの国と世界と愛しい人を守り抜く」との決意を表明した。

 このほか、大島理森衆院議長と伊達忠一参院議長も登壇。塩崎恭久厚生労働相、岸田文雄外相、稲田朋美防衛相、鶴保庸介沖縄担当相も参列した。

 翁長知事が「辺野古に新たな基地を造らせないため、今後も県民と一体となって不退転の決意で取り組む」と述べたことについて、安倍首相は式典後の記者会見で、「普天間の固定化は避けなければならない。昨年の和解合意に従って共に協力、努力していく精神で対応したい」と述べた。