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空自の緊急発進 58年以降3万回、中国機への対応急増


国境警報

 防衛省はこのほど、領空侵犯の恐れがある航空機に対応する航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)の回数が、1958年の任務開始以降、19日の発進で3万回に到達したと発表した。

 任務開始から25年後(83年)に1万回、その23年後(2006年)に2万回に達したが、そこからわずか15年で3万回に到達した。これまでの1万回ごとの期間を10年ほど上回っており、増加ペースは加速している。同省は、要因について「中国機への緊急発進の回数が非常に増えたため」と分析している。

 先週1週間では、16~19日に東シナ海において、航空自衛隊の戦闘機がスクランブルした。

(川瀬裕也)

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 一方、第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)によると、石垣市の尖閣諸島周辺の接続水域において、中国海警局の「海警」4隻が19日に出域してから現在まで、同船の姿は確認されていない。中国公船はこれまで過去最長となる157日連続で尖閣周辺を航行していたが、連続日数は途切れた。

(沖縄支局)