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きょう沖縄「慰霊の日」 コロナ禍 昨年に続き規模縮小


沖縄慰霊の日「前夜祭」で火をともす沖縄平和祈念堂の座安毅所長(豊田剛撮影)

沖縄慰霊の日「前夜祭」で火をともす沖縄平和祈念堂の座安毅所長22日午後、沖縄県糸満市の平和祈念公園(豊田剛撮影)

 沖縄は23日、先の大戦における地上戦の犠牲者を追悼する「慰霊の日」を迎える。沖縄戦で最後の激戦が繰り広げられた糸満市摩文仁の平和祈念公園では、県主催の「沖縄全戦没者追悼式」が開かれる。今年は昨年に続き、新型コロナウイルス感染症対策として、式典参列者が例年の5000人程度から大幅に縮小され、招待客は30人となる。また、昨年に引き続き、首相を招待しないが、式典では菅義偉首相がビデオ映像であいさつする。

 1945年3月、米軍が沖縄に上陸。軍民合わせて10万人以上が犠牲となる国内最大の地上戦となった。日本軍を率いた牛島満陸軍司令官(中将)が自決した6月23日は、組織的な戦闘が終結した日とされ、県主催の追悼式のほか県内各地で慰霊祭が行われるが、今年はコロナ禍でそのほとんどが規模の縮小や中止を余儀なくされた。